家から出られない少年 窓の外にやってきた『訪問客』に、世界中がハッピー!
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

これは食べられないわ… はんぺんの上で、哀愁漂う顔をしながら寝そべっていたのは…うどんの上に寝っ転がっていた動物に「発想が斬新すぎる」「哀愁が漂って見える」の声が続出!かわいすぎて食べられません。
2019年2月、アメリカ・ミシガン州で暮らすクイン・ウォータースくんは3歳の誕生日を迎えました。両親と一緒に誕生日をお祝いし、幸せいっぱいのクインくん。しかしその翌日、彼の両親は衝撃の事実を知ることになります。
クインくんが悪性脳腫瘍の一種の『髄芽種(ずいがしゅ)』と診断されたのです。
数日後、クインくんは手術で腫瘍の95%を除去。さらに数か月に及ぶ入院と化学療法を繰り返し、造血幹細胞移植の手術を受けました。
海外メディア『CBS BOSTON』によると、最後の化学療法の後、クインくんは免疫システムの低下による感染症を防ぐため、自宅の1室に隔離されることになります。
部屋から出られないクインくんにとっては、前庭と道路に面した窓だけが外の世界とつながる唯一の場所でした。
病と闘う少年を元気づけたい!人々がお見舞いにやってきた
外で友達と遊ぶこともできない息子を不憫に思った両親。そこで母親のタラさんが勤務する地元警察の警察官たちが、クインくんのお見舞いに訪れます。
この一件が話題となり、次々と近所の人たちがクインくんに窓越しに挨拶をしたり、彼と話をするために立ち寄ったりするようになったのです。
日に日に増えていくお見舞いの人たち。
最初はみんな、ちょっと立ち寄ったり、お見舞いのプレゼントを持ってきたりといった感じでしたが、次第に「クインくんをもっと楽しませたい!」という人たちが現れ始めます。
たくさんの犬たちを引き連れたドッグパレード、着ぐるみやスーパーヒーローのコスチューム姿の人、さらにフットボールチームとチアリーダー。
それぞれが趣向を凝らして、クインくんを励まそうとしている様子が素晴らしいですね。
タラさんが立ち上げたクインくんを応援するFacebookアカウント『ザ・マイティー・クイン』には、お見舞いにやってきた人たちの数えきれないほどの写真が載せられています。
Facebookによると2019年9月9日現在、クインくんは治療のために入院しているということです。
大勢の人たちからもらった励ましを力に変えて、クインくんが1日も早く病を乗り越えて再び健康な身体になれるように願います。
[文・構成/grape編集部]