子どものころ、身体が弱かった娘 『母親がしてくれたこと』に胸が温まる
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ブロガーのるるっぱさんが、自身の母親のエピソードを漫画化しました。
最近になって、るるっぱさんの母親はよくこんなことをいうようになったそうです。
「もっと母親らしいことをしてあげればよかった」という母親。
るるっぱさんが子どもだったころ、母親はフルタイムパートで働いたうえ、自営業である父親の仕事を手伝い、子育て、家事、介護までこなしていました。
改めてがむしゃらな日々を振り返り、「子どもたちともっと接したかった」という気持ちが沸き起こったのかもしれません。
ですが、るるっぱさんは十分に母親の愛を感じていました。
娘がぜん息の発作を起こした時
子どものころのるるっぱさんは身体が弱く、ぜん息の発作に苦しめられていました。
誰かに背負ってもらうと、相手の体温や適度な揺れから呼吸が楽になったるるっぱさん。
当時は呼吸を楽にする携帯用吸入器もなかったため、発作が起きるたび、両親が交代でるるっぱさんを背負って茶の間を歩いてくれたそうです。
ぜん息の発作は深夜や明けがたが多く、疲れ切った母親には起きるのがつらかったはず…。
それでも、わが子が眠りにつくまで、母親は睡眠時間を削り歩いてくれたのでした。
娘が「お化け」といわれた時
また、るるっぱさんが水ぼうそうで学校を休んだ日のこと。
水ほうが潰れた跡に紫色の消毒液を塗ってもらった後、るるっぱさんは自宅の塀越しに、下校中の子どもたちを見ていたそうです。
すると…。
るるっぱさんは、男の子たちから心ない言葉をぶつけられてしまいます。
いい返せず涙目になっていたのですが、事態に気付いた母親がきちんとかばってくれたのでした。
感情的に叱るのではなく、教え諭すようないいかたから母親の優しさがうかがえますね。
さまざまな事情から接する時間が短くなってしまっても、母親がしてくれたことを子どもは覚えているもの。
つらい時や悲しい時に母親が助けてくれた思い出は、るるっぱさんの心の支えになっていることでしょう。
[文・構成/grape編集部]