「でけぇ!」「これが流星?」 おうし座としし座の流星群がもうすぐ見頃
公開: 更新:

※写真はイメージ

ふたご座流星群がまもなく! 2025年は好条件、ロマンティックな流れ星を見逃さないで毎年安定して多くの流星が見られる『三大流星群』の1つ、ふたご座流星群。2025年12月も、見頃の時期を迎えます。一番多く流れ星を見られる日は…?

高校生がとらえた『すばる』 冬の幻想的な1枚に「たまらない…」東京都立立川高校天文気象部(@tamc_net)の部員が2025年11月26日、地球からおよそ440万光年先に位置する『プレアデス星団』の撮影に成功。『すばる』の和名で知られる、幻想的な冬の天体の写真をXで公開すると、多くの人の視線を釘づけにしました。 <p>古くから『すばる』の名で親しまれる天体を収めた幻想的な1枚が…こちらです。
- 出典
- 国立天文台






気温が下がって空気が澄んでくる11月。夜空を見上げると、今まで以上に星がきれいに見えるようになっているでしょう。
この時期に極大日(きょくだいび)という流星のピークを迎えるのは、『おうし座北流星群』と『しし座流星群』の2つです。
それぞれ、いつ見頃を迎えるのかをご紹介します。
おうし座北流星群
11月13日頃に極大日を迎える『おうし座北流星群』。
1時間あたりに数個しか観測できませんが、『火球』と呼ばれる明るい流星が多い流星群です。
また活動時期も長く、『おうし座北流星群』は10月20日から12月10日くらいまで観測することができます。
流星の出現する放射点が高くなる21時過ぎから観測すると、より見やすくなるでしょう。
天気がよく、月明かりに邪魔をされない日を選んで観測すると、大きな流星が見られるかもしれませんよ。
しし座流星群
『流星嵐』と呼ばれるほど、流れ星が多くなることがある、しし座流星群。
2001年には、日本でも1時間当たり1千個を超える流星が観測されました。
ただ、通常時は1時間に5個程度の出現となるようです。
2019年は11月18日に極大日を迎えますが、月明かりがあるため、あまり観測条件はよくありません。見頃は19日の未明です。
しっかりと防寒を!
11月ともなると、夜は冷え込みが厳しくなります。しっかりと防寒着を着込み、寒さ対策をしましょう。
また、シートなどを敷いて寝転んで観測する場合は、下に段ボールなどを敷いておくと寒さを防ぐことができます。
温かいお茶などを持って行って、ホッと一息つきながら秋の夜空を楽しみたいですね。
[文・構成/grape編集部]