「でけぇ!」「これが流星?」 おうし座としし座の流星群がもうすぐ見頃
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- 出典
- 国立天文台
気温が下がって空気が澄んでくる11月。夜空を見上げると、今まで以上に星がきれいに見えるようになっているでしょう。
この時期に極大日(きょくだいび)という流星のピークを迎えるのは、『おうし座北流星群』と『しし座流星群』の2つです。
それぞれ、いつ見頃を迎えるのかをご紹介します。
おうし座北流星群
11月13日頃に極大日を迎える『おうし座北流星群』。
1時間あたりに数個しか観測できませんが、『火球』と呼ばれる明るい流星が多い流星群です。
また活動時期も長く、『おうし座北流星群』は10月20日から12月10日くらいまで観測することができます。
流星の出現する放射点が高くなる21時過ぎから観測すると、より見やすくなるでしょう。
天気がよく、月明かりに邪魔をされない日を選んで観測すると、大きな流星が見られるかもしれませんよ。
しし座流星群
『流星嵐』と呼ばれるほど、流れ星が多くなることがある、しし座流星群。
2001年には、日本でも1時間当たり1千個を超える流星が観測されました。
ただ、通常時は1時間に5個程度の出現となるようです。
2019年は11月18日に極大日を迎えますが、月明かりがあるため、あまり観測条件はよくありません。見頃は19日の未明です。
しっかりと防寒を!
11月ともなると、夜は冷え込みが厳しくなります。しっかりと防寒着を着込み、寒さ対策をしましょう。
また、シートなどを敷いて寝転んで観測する場合は、下に段ボールなどを敷いておくと寒さを防ぐことができます。
温かいお茶などを持って行って、ホッと一息つきながら秋の夜空を楽しみたいですね。
[文・構成/grape編集部]