とんかつ店が受けた弁当の大量注文 その後の展開に、考えさせられる
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

スリッパがない時どうする? 消防士のやり方に「勉強になった」「やってみます」2025年3月16日、兵庫県尼崎市にある尼崎市消防局(以下、消防局)は、Instagramアカウントで災害時に役立つ簡易スリッパの作り方を、紹介しました。
奈良市にある、とんかつ店『まるかつ』(@marukatsunara)が、営業中にあった被害について、Twitterに投稿。
ネット上で憤りを感じる人が相次いでいます。
『いたずら電話』の被害に、憤りの声
とんかつ店『まるかつ』がこうむった被害。それは、電話で大量の弁当を予約注文しておきながら、取りに来ないという『いたずら電話』です。
同様の被害を、年に1、2回ほど受けるといいます。「単にお忘れなのかもしれないので責めませんが…」と前置きし、とんかつ店『まるかつ』は次のようなツイートを投稿しました。
大量の弁当が無駄になってしまうのはもちろん、とんかつ店『まるかつ』が「もっとつらい」と訴えたのは、電話で予約を受けたスタッフの申し訳なさそうな顔を見なくてはならないこと。
店側に過失はないにも関わらず、スタッフが罪悪感を抱いてしまう状況におちいってしまうのは、つらくやりきれないものです。
【ネットの声】
・胸が張り裂けそう。どうしてそんなことができるのか、理解に苦しむ。
・こんなにおいしそうな弁当を、キャンセルの連絡もなく放置だなんて…。
・ひどすぎる。いたずらというより、もはや犯罪だと思う。
また、コメントの中にはほかの飲食店から「自分の店でも同様の被害にあったことがあります」といった声も。どうやら、いたずら電話の被害をこうむった事例は少なくないようです。
とんかつ店『まるかつ』では、こういった被害にあった際に、大量に残った弁当は近所の人に配ったり、スタッフが持ち帰ったり、SNSで必要な人をつのったりして対処しているといいます。
しかし、被害にあって傷付き、悲しい思いをした事実がなくなるわけではありません。
こんな風に悪質な被害に悩まされることが、1件でも多く減ってほしいと願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]