制作費1万4千円 小さなお店が作ったCMが大評判に 理由は…
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grape [グレイプ] entertainment
街中のイルミネーションが増え始め、クリスマスシーズンの到来を感じる12月。
それと同時に、テレビではクリスマス商戦に向けた企業のCMを目にする機会も増えます。
あらゆる企業が大金をつぎ込んでCMを制作する中、わずか1万4千円ほどの費用で制作された小さな商店のCMが話題です。
「和んだ」「いいメッセージだ」の声
話題となっているCMは、イギリスのウェールズにある金物店『Hafod Hardware』が制作したもの。
主人公は2歳の男の子で、CMの中ではお店の店主として接客や店の掃除、品出しなど、仕事をこなしていきます。
この男の子は、お店の実際の店長の息子。出演者も、ほとんどが家族なのだそうです。
見終わった後に心があたたかくなるCMを、早速ご覧ください。
動画の最後に表示される『Be a kid this Christmas.(クリスマスは子供になろう)』の言葉。
大企業の豪華なCMも素晴らしいですが、こちらの『Hafod Hardware』のCMは、子供の頃に感じたクリスマス前の高揚感を思い出させてくれるような内容です。
CMに込めたメッセージとして「大規模なお店もいいけど、私たちのような小規模なお店も利用してほしい」と、地元メディア『RTÉ』に語っていた店主のジョーンズさん。
特別な演出も出演者もないからこそ、ほっと落ち着ける安心感がある…それこそが、このCMが人気の理由なのかもしれません。
【ネットの声】
・このCMを嫌う人っている?こんなに愛に満ちたCMはほかにない。
・今まで見た中で、一番素敵なクリスマスCM。
・今年は、地元のお店でプレゼントを買おうかな。
クリスマスには、高価なプレゼントを用意して、豪華なディナーを囲んで、おしゃれをしてどこかへ出かけるのもいいでしょう。
普段はしないようなことをして、特別な一夜を過ごすのも素敵です。
しかし、このCMを見終わった後には「本当の幸せは、意外と身近なところにある」とも思わされますね。
[文・構成/grape編集部]