動物園でリスザル12匹盗難…リスザルに呼びかける飼育員の声に心が痛くなる
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静岡県伊豆市にある『伊豆シャボテン動物公園』内で放し飼いにされていた、リスザル12匹の行方が分からなくなっています。
園によりますと、何者かに連れ去られた可能性があるとして、警察と連携し捜査を進めているということです。
『伊豆シャボテン動物公園』のリスザル12匹が行方不明に
リスザルがいなくなったのは2020年1月19~23日にかけてのこと。
1日に2~5匹ずついなくなり、不審に思った飼育員が園内を探しましたが脱走の形跡はありませんでした。また、園外からの肉食動物に襲われたような痕跡もないため、何者かに連れ去られた可能性が極めて高いと判断したそうです。
園がリスザルの放し飼いを始めたのは55年前。
放し飼いにすることで、「動物本来のイキイキとした姿を多くのお客さんに見てもらおう」と始めた取り組みだったそうです。
今では、リスザルたちとの触れ合いを楽しみに来園する客も多いそう。
しかし、この件により、「今後は放し飼いが難しくなるかもしれない」と不安視する声も上がっています。
飼育員のメッセージに心が痛む
今回の件を受け、飼育員は『伊豆シャボテン動物公園』のブログでこのようにつづっています。
1匹ずつに名前を付け、愛情をもって育てていた飼育員。
リスザルたちも、名前を呼ばれれば返事をするほど飼育員に懐いており、その信頼関係は家族のように厚かったのかもしれません。
連れ去った人物は、一体どういった目的で連れ去ったのでしょうか。
この園では、いなくなったリスザルに関する有力な情報を求めています。
事件解決に直結する最も有力な情報を提供した人には謝礼金もあるとのこと。
リスザルたちが行方不明です
12匹が無事、園に戻って再び平穏な生活に戻れることを願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]