「待ってました!」「泣きそう」 バンドエイドの新商品に歓迎の声が上がる

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

ケガをした時に傷口や患部の手当てに使うことが多い『絆創膏』。

日本で売られている絆創膏は日本人の肌の色に近いものや透明のものが一般的ですが、それらがすべて人の肌の色に合うわけではありません。

この度、アメリカの大手製薬会社『ジョンソン・エンド・ジョンソン』は、自社が販売する絆創膏ブランド『バンドエイド』の新商品を発売することを発表しました。

2020年6月10日にInstagramで、「黒人の同僚たちや協力者と一致団結し、人種差別や暴力、不正に立ち向かっていく」と表明。

多様な肌の色に対応した新しいバンドエイドが登場

新商品のバンドエイドは多様な肌の色の美しさを取り入れるため、茶色などの濃い色味のものが登場します。

従来の「肌色」と呼ばれてきた色は、特定の人種の肌に合わせたものでした。濃い色味のラインナップが加わることで、これまで「目立ってしまう」と感じていた人たちが、自分の肌に馴染む絆創膏を選べるようになります。

バンドエイドのInstagramにはこの新商品を歓迎する声が寄せられています。

・ついにできたね。待ってました!

・泣きそうだわ。ついに私の肌の色のバンドエイドができた。

・全色を混ぜた箱も売ってほしい。そうすれば私のクラスの生徒たちに配ることができる。

「全色を混ぜた箱を」というコメントが象徴するように、この商品は個人の使用にとどまらず、教育現場や職場など多様な人が集まる場所でこそ意味を持つ商品といえそうです。

「遅すぎる」という声と、過去の発売中止という経緯

世界中に広まっている抗議活動『Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)』に合わせての新商品の発売には、「遅すぎる」「なぜもっと早く作らなかったのか?」という声も上がっています。

またアメリカではすでに他社が多様な肌色に合わせた絆創膏を発売しています。

海外メディア『INSIDER』によると、『ジョンソン・エンド・ジョンソン』は2005年に今回と同じようなバンドエイドを発売しました。

しかし当時はあまり興味を持たれず、需要が少なかったため、製造中止になったということです。

約15年の時を経て再び発売されることになった背景には、社会的な意識の変化があります。2005年当時は受け入れられなかった商品が、今回は世界中から歓迎されているという事実は、人々の価値観がいかに変わったかを示しているようです。

※写真はイメージ

ブランド誕生100周年を前にした象徴的な一歩

『バンドエイドブランド』は『Black Lives Matter』の活動に寄付をすることも表明しました。

1921年に初めて発売された『バンドエイド』は2021年にブランド誕生100周年を迎えます。

ただ、今回の取り組みへの評価は賛否が分かれています。「社会運動に便乗した商業的な動き」と捉える声も一部にあり、商品の発売だけで多様性への姿勢を示すことには限界があるという指摘もあります。

これほど歴史のある会社が多様なスキントーンに合わせたバンドエイドを発売したことは、人種差別のない社会を作るための確かな1歩といえるのではないでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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出典
bandaidbrandINSIDER

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