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『喪服に黒タイツはマナー違反』 謎マナーを、僧侶が一刀両断

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

ビジネスマナーやテーブルマナーなど、世の中にはさまざまな『マナー』が存在します。

本来マナーとは、人との関係性や物事の進め方、さらにはその場の秩序を守るためにあるもの。

しかし、近年では思わず首をかしげてしまうような『謎マナー』なるものも出ているといいます。

例えば、2019年頃にネット上で話題を呼んだ「とっくりでのお酌は注ぎ口を使ってはいけない」というマナーは、「何それ?」「捏造するな」などと議論を呼びました。

そして2020年、『喪服に黒タイツはマナー違反』に対して異を唱えるツイートが投稿され話題になっています。

現役の僧侶がコメント

冠婚葬祭には身なりや所作など、さまざまなマナーがあります。

話題となった『喪服に黒タイツはマナー違反』は、デニール数によってはカジュアルすぎるから…という理由からだそうで、同様のマナーを紹介するサイトも確かに存在します。

喪服のタイツ論争がネット上で白熱する中、日蓮宗の六尺法師(@6SYAKU_HOUSHI)さんの投稿が注目を集めました。

「仏事の多くは儀式ですので、最低限のマナーは必要でしかるべきですが、それ自体が『苦』になってしまってはいけません」と語る、六尺法師さん。

『喪服に黒タイツはマナー違反』に異を唱える投稿が目に留まり、僧侶という立場上「そんなマナーは、ない」という思いから自身の意見を発信するに至ったのだと、六尺法師さんは続けます。

お寺側、僧侶側から、今回のような『出所不明のマナー』は不要だとはっきりと伝え、女性に限らず、多くの人が仏事で感じている『苦』がなくなればと思います。

そう語る六尺法師さんの投稿は、冠婚葬祭時の『謎マナー』に悩む人たちの共感を呼び、「ありがとうございます」「僧侶の人が。もっと広めてくださったら大変助かります」と感謝のコメントが続々と寄せられています。

『謎マナー』のように、自分の行動が制限され、かえって窮屈な思いをするようでは本末転倒。

マナーが求められる意味はなんなのか…六尺法師さんの投稿は、改めてその理由を考えるきっかけになったのではないでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

道路標識の写真

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出典
@6SYAKU_HOUSHI

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