「助けて…」 放水路で動けなくなっていた子犬を保護した男性 その1年後?
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
2019年4月、シンガポールに住む男性が放水路で倒れている子犬を発見しました。そのメスの子犬は自力で起き上がることができず、助けを求めるように男性のことをじっと見つめていたのです。
男性は子犬を抱き上げてすぐに動物病院に向かいます。子犬は全身がダニやノミにまみれていたため、体をきれいに洗われた後、与えられた食べ物をあっという間にたいらげました。よほどお腹が空いていたのでしょう。
診察の結果、子犬はひどく衰弱しているため、「明日の朝までもたないかもしれません」といわれてしまったそうです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
男性はその夜、子犬を家に連れて帰ります。彼は子犬を『ロージー』と名付け、水と食べ物をたっぷりと与えました。
すると獣医師の予想を裏切り、ロージーは翌日もその次の日もしっかりと生きていました。
しかしあまりにも衰弱していたため、彼女はなかなか立ち上がることができなかったのです。
それでも男性と彼の恋人はロージーの生きる力を信じて世話をし続けます。
保護されてから4日目、ロージーは一瞬だけ立つことができましたが、すぐに座り込んでしまいました。
いつまでも立てないロージーを見て男性たちは心配したでしょう。しかし彼らは決してロージーに無理をさせないように慎重に見守ります。
そして喜びの瞬間は7日目に突然やってきました。ついにロージーが歩いたのです!
それからはロージーはどんどん元気になっていきました。初めて歩いた数日後にはおもちゃを追いかけて遊ぶほどになっていたそうです。
体もみるみるうちに大きく成長し、1歳になった現在も男性と幸せに暮らしています。
男性はInstagramにロージーとの出会いについてこう語っています。
翌日まで生きられないかもしれないといわれながら、奇跡的な回復を遂げたロージー。きっと「助かってほしい」という男性の思いが伝わっていたのでしょう。
放水路から助け出された直後にロージーが男性を見つめていた時、すでに彼女は彼を信頼し、愛情を示していたように見えます。
ロージーと男性が出会ったのは偶然ではなく、運命だったのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]