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アート体験では、自宅にいながら中之条町にある材料で簡単な作品を作りました。
アート体験の案内人は、Cコースの案内人でもある『CLEMOMO』の2人。
2人の指示により『旅じたくボックス』の6番を開くと、『杉の葉を乾燥させた粉』、『中之条町の温泉の水』、『中之条の地層の粘土』、『封筒』が入っていました。
『CLEMOMO』の2人は、「中之条町に来ていないけれど、中之条町に触れほしい」と考え、このアート体験を考えたのだそうです。
また、今回体験するアートでは、2021年9月に開催される『中之条ビエンナーレ』の作品につながる物を作るとのこと。
コンセプトは『破壊と再生、輪廻転生』。『生まれては消えて、消えては生まれる』というサイクルを表現するのだそうです。
このコンセプトを表現する方法がこちら。
1. 粘土でできた作品を来場者が投げて破壊。
2. 投げて壊した人が新たな粘土作品を作る。
3. その作品をまた別の来場者が投げて破壊。
4. 破壊したら、新たな粘土作品を作る。
5. 以下、繰り返し。
今回の『おうち旅ルミネmeets中之条』の参加者も、中之条町の地層から採れた粘土で小さな作品を作りました。
爪楊枝で絵付けをして、1か月ほど乾燥させれば完成です。
作品を乾燥させた後、封筒に入れて中之条町に送ると2021年の『中之条ビエンナーレ』で、コンセプトである『輪廻転生』の輪に加われるそうです。
また、杉の粉と温泉の水を使って、お灸も作りました。
2つを混ぜて粘土状にしたら、つまんで成形。
1か月ほど乾燥させれば、完成です。火を点けて香りを楽しみながら、『生まれては消える』のサイクルを体験してほしいのだとか。
自宅にいながら、中之条町の自然に触れ、その土地の香りや手触りを楽しめる体験でした。