IKEAで『本物のモミの木』を買ってみた 店で気付いた『痛恨のミス』って? 「意外と…」
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2020年もあとわずか。
この1年は、世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症によって、私たちの暮らしに大きな影響がもたらされました。
外出自粛のため学校が長期で休校になったり、会社でリモートワークが導入されたり、多くのイベントが中止や延期になったり、本当にいろいろなことがありましたね。
grape編集部でも、同年3月頃からリモートワークを導入。社内の人たちと直接会って話す機会が減りました。例年会社で行われていた忘年会も、残念ながら今年は中止です。
そんなコロナ禍で迎えるクリスマス。たまに出社した際にきれいなツリーが飾ってあったら、なんとなく温かい気持ちになれそうです。
会社から「クリスマス気分が高まる記事を」ということで1万円が支給されたので、この予算で素敵なクリスマスツリーを購入してみたいと思います!
※写真はイメージ
イケアでモミの木を購入してみた!
北欧の家具メーカー『IKEA』(以下、イケア)では、近年クリスマスシーズンが近付くと、『本物のモミの木』を税込み2999円というお手頃価格で販売していて、毎年話題になっています。
日本でクリスマスツリーというとプラスチック製のものがほとんどですが、海外では近年、本物の木を飾るブームが再燃しているとか。実物のモミの木が、どんなものなのか気になります。
※写真はイメージ
ということで、同年11月24日、イケア港北店にモミの木を購入しに出かけました。
モミの木は、オンラインの取り扱いがなく店舗での直接販売のみ。なくなり次第販売終了です。毎年大好評なので、販売が開始されたら欲しい人は早めに買いに行ったほうがいいでしょう。
平日の開店30分前に到着したにも関わらず、お店の前にはすでにお客さんがチラホラ。どうやらモミの木が目当てのようで、人気の高さがうかがえます。
店の前にはたくさんのモミの木が積み上げられていました。本物を見たのは初めてだったので、一気にテンションが上がります!
開店時間を待っている間に、購入の手順をチェック。木を選んだ後は自分で梱包が必要とのことです。
【モミの木 購入方法】
・好みの木を選んだら、屋外の梱包スペースに置かれた新聞紙やビニールひもを使って梱包。
・初めて木を購入する人は、(2種類から選べる)専用のツリースタンドも購入してください。
・店内のレジでお会計
ワクワクしながら待っているうちに、お店が開店!早速、木を選ぼうと思った時、痛恨のミスに気付きました。それは…。
「モミの木って、トゲトゲしてる…」
そう、本物のモミの葉っぱは、とがっていて触れると痛いため、軍手が必須だったのです…。
周りを見渡すと、ほかのお客さんはみんな軍手をはめていました。多少のチクチクはこらえるしかないと覚悟を決めたところで、天の一声が。
「手袋ありますよ」
同行してくれた編集部員が「古いしダメにしてもいいやつだから」と手袋をかしてくれたので、ありがたく借りることに。
モミの木を買いに行く際は、軍手を忘れずに持って行ってくださいね!
イケアのモミの木、選ぶポイントは?
積み上げられた木をよく見てみると、色や大きさ、葉っぱのつき方もバラバラです。
個人的な好みもありますが、できるだけ飾った時の見た目がよく、活きのいいモミの木を選ぶためのポイントをまとめてみました。
ポイント1.葉っぱが丸まっていない。
葉っぱがピンとしていて丸まっていないものを選びましょう。お店の外に積まれたモミの木の山から、気になったものを一つひとつ取り出して、全体のバランスを見て確認することをおすすめします。
ポイント2.根本の幹が15㎝以上ある
後で専用のスタンドに入れるので、幹の長さが短すぎると飾った時のバランスが悪くなってしまうことも。だいたい15㎝以上は幹の長さがあるほうがいいでしょう。
ポイント3.上部がハゲていない
筆者的には一番大事だったのがこのポイント。 上部の枝の葉が落ちていると、なんだか「ハゲている」ような印象に…。できるだけ上まで葉っぱが茂っているものを選ぶようにしました。
筆者は最初は小さめなサイズのものにするつもりでしたが、見ているうちに大きいものが気になってきてしまい、結局120㎝ほどのモミの木に決めました。
自分たちでその年のツリーを選ぶというのは、楽しい作業で愛着も湧いてきます。子供がいる人は一緒に選べば、それだけで盛り上がるイベントになりそうですね!
イケアファミリーメンバーなら、モミの木購入で特典も!
『とっておきの1本』を見つけたら店の外に準備された梱包エリアで、持ち運びしやすいように新聞紙でつつみ、紐で結びます。
その後は店内でオーナメントを選び、レジでモミの木と一緒に購入しました。
モミの木を購入の際、イケアファミリーメンバーカードを提示すると『ツリー購入証明書』が発行されます。
この証明書は、購入した木を期日内に返却すれば、なんと1500円分のお買い物ができるクーポンが戻ってくるというものなのです!
クーポンを使えば、モミの木が実質1500円で買えたのと同じなので、かなりお得。
返却されたモミの木はリサイクルをされるといいます。環境にも、お財布にも優しい取り組みですね。
イケアのモミの木を飾ってみた
会社に戻った後は早速、飾り付けに取り掛かりました。
まずは、組み立てたツリースタンドに木を入れてネジを締め、固定。木が大きい場合、この作業は2人で行ったほうがスムーズですよ。
ある程度固定できたら、全体を見て傾いていないか確認し、ネジを閉めてガッチリ固定しましょう。
ツリースタンドの中には水が入るようになっています。幹がしっかり浸かるまで水を入れ、足りなくなったら補充します。
作業中はけっこう葉っぱが落ちるので、新聞紙を下に敷くといいかもしれません。また、飾っている期間はこまめな掃除も必要です。
飾り付けのポイントは?
木を固定したら飾り付けをしましょう。今回イケアで購入したのは、金のボールとライト。プラスで自宅に余っていたオーナメントも飾っていきます。
クリスマスツリーに飾り付けをする時は、最初に一番目立たせたいメインのオーナメントや、大き目のボールを飾るとバランスのよい見た目に仕上がりますよ。
ここまで順調だった、クリスマスツリーの飾り付け。しかし、選んだツリーが予定よりも大きかったせいか、完成したものを見ると、ちょっとスカスカな印象…。
シンプルな雰囲気もいいのですが、オフィスに飾るので、もう少し華やかさが欲しいかもしれません。
そこで、社内のコミュニケーションチャットを使い「ツリーに飾りたいものがあったら、出社の際に持ってきてね」と社員に向けてメッセージを送信しておきました。
後日出社した際に見ると、ちょこちょこと新たな飾りが増えているようです。クリスマス当日にはもっと華やかなツリーになっているでしょう!
社内にも温かな雰囲気をもたらしてくれたクリスマスツリー。
直接顔を合わせる機会が減っているからこそ、ツリーを通して話題が生まれるなど、コミュニケーションのきっかけになったことは、いい経験でした!
モミの木は、寒い冬でも一年中、葉を茂らすことから『永遠の命』を意味するといいます。
人々はクリスマスツリーを飾ることで、自身や大切な人がこの先も元気で幸せな日々を送れるよう想いを込めてきたのでしょう。
今年のクリスマスは、ツリーを囲んでなかなか会えない人たちの健康を祈りながら、ゆったりと過ごしてみるのもいいかもしれませんね。
grapeをご愛顧いただいた読者のみなさまにも、どうか素敵なクリスマスが訪れますように!
特集『あたらしい団らん 距離を超える』
[文・構成/grape編集部]