全盲の女性が明かした『見える世界の色』 「知らなかった」「勉強になる」と反響
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※写真はイメージ

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白杖を蹴られた視覚障がい者 周囲に助けを求めると…元ブラインドサッカー日本代表で、現在は講演家として活動している、落合啓士(@occhi_7ban)さん。自身が体験したエピソードをTwitterに投稿し、話題を呼んでいます。
盲導犬と生活をしている、浅井純子(@nofkOzrKtKUViTE)さん。自身の経験についてTwitterに投稿したところ反響が上がりました。
全盲の浅井さんは、音声入力でTwitterを更新し、投稿なども音声読み上げ機能を使って聞くことで、快適な生活を送れているといいます。
先天的ではなく後天的に全盲となった浅井さん。そのため、全盲になる前は世界は真っ暗闇になると想像していたそうです。
しかし、実際に全盲になるとそこに広がっていた世界は違いました。
人によって異なるそうですが、浅井さんの場合は真っ白な世界が広がっていたのです。
浅井さんは、「障がいのある世界って、実は皆さんの想像とは違う世界なんです」とつづりました。
「脳が疲れていると少し暗い白になり、脳が活発だととても明るい白になる」という浅井さん。
目が少し見えていて真っ白な状態の時は、霧の中のような世界だそうです。
投稿には、「知らなかった」という声が相次ぎました。
・貴重なお話をありがとうございます。てっきり暗い世界だと思っていました。
・勉強になります。難聴の人も、無音ではないといいますよね。
・以前、一時的に失明した時に白い世界だったのを思い出しました。
世の中には、私たちが想像するだけでは分からないこともたくさんあるでしょう。
当事者の声を聞くことの大切さを実感しますね。
[文・構成/grape編集部]