全盲の客に対し、料理を運んできた店員が? 「感動しすぎて涙が出そうに」
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※写真はイメージ
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秋田県のスーパーで買った鮭弁当 フタを開けたら?「笑った」「世界は広いわ」「秋田県のわりとマジでおすすめなグルメ」というコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、鬼灯すすき(@susuki_hozuki)さん。 秋田県の有名な食べ物といえば、きりたんぽや稲庭うどんなどを、思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、ほかにも秋田県の名物があるのだとか。
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・とても参考になる。自分も実生活で役立てたい。
・これぞ本当の気配り。
・もっとたくさんの人に知ってほしい話。
そんな称賛の声が寄せられた、さくら(@sakura0221tea)さんがTwitterに投稿した体験談をご紹介します。
視覚障害者が嬉しいと感じた配慮
ファミリーレストランの『サイゼリヤ』で、複数のメニューを注文したという投稿者さん。
料理を運んできた店員は、テーブルに並べる際にこう投稿者さんに伝えてきたのでした。
「ピザは12時、サラダは3時、チョリソーは10時の方向に置きますね」
『クロックポジション』と呼ばれる、位置を時計の短針に例えたこちらの伝え方。
身近に視覚障害者がいる人であれば、聞いたことのある手法かもしれません。
しかし、まだまだ『クロックポジション』が広く知られているとはいいがたい世の中です。
大学生と思われる店員が、クロックポジションを使い料理の位置を伝えてくれたことに、投稿者さんは「感動しすぎて涙出そうだった」と、その時の思いをつづります。
今回の体験談は34万件を超える『いいね』が寄せられるなど反響を呼び、あまりの反応の大きさに、投稿者さん自身「とても驚いている」と語るほど。
また、投稿者さんのもとには、視覚障害を持つ人と接する時「どんな対応をしたらいいのか」との質問も多く寄せられているといいます。
現状、障がい者への理解が十分とはいえない社会かもしれません。
しかし、こうして投稿者さんの体験談を通し、障がいを抱える人との接し方を「知りたい」「学びたい」という人が多いことに、希望を感じるのも事実。
積極的に知ろうとする人がもっと増え、障がいを抱える人との接し方が、特別な知識ではなく『当たり前』のことになれば、すべての人が暮らしやすい社会が作れるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]