「未来の雇用主様へ」 自閉症の青年が書いた自己紹介文が拡散 驚きの展開に
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秋田県のスーパーで買った鮭弁当 フタを開けたら?「笑った」「世界は広いわ」「秋田県のわりとマジでおすすめなグルメ」というコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、鬼灯すすき(@susuki_hozuki)さん。 秋田県の有名な食べ物といえば、きりたんぽや稲庭うどんなどを、思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、ほかにも秋田県の名物があるのだとか。
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三重県の駅の看板に称賛の声! 理由に「考えた人、頭いい」「素敵です」受験シーズンも佳境を迎えている、2025年2月17日、arkw(@arkw0)さんはXを更新。ある駅に設置されていた看板を収めた写真に「いい話」というコメントを添えて公開しました。
アメリカ・ヴァージニア州に住むライアン・ローリーさんは自閉症をもっています。
2021年2月、高校卒業を控えたライアンさんは就職活動をスタート。ビジネスに特化したSNS『LinkedIn』に履歴書とカバーレターを投稿することにします。
カバーレターとは履歴書に同封する手紙のようなもので、面接の担当者に宛てて志望動機や自己紹介などを書きます。
一般的にはパソコンで作りますが、ライアンさんは手書きで仕事に対するやる気と熱意をつづったのです。
青年のやる気に感銘を受ける人が続出
海外メディア『CNN』によると、ライアンさんの履歴書とカバーレターを『LinkedIn』に投稿するのは父親のアイディアだったのだそう。
このアイディアは大成功。彼のカバーレターは700万回以上閲覧され、コメントが殺到し、複数の企業から仕事のオファーがきたのです!
それだけではありません。なんとロサンゼルスにある自閉症の若者のためのコンピューター・アニメーションスタジオ『Exceptional Minds』が、ライアンさんに「奨学金でアニメーションを学ぶプログラムに参加しませんか」と申し出たのです。
このストーリーは多くのメディアで紹介され、ライアンさんへの祝福と称賛の声が上がっています。
・おめでとう!あなたの幸運を祈ります。
・いつかきみが手掛けたアニメーションが見られるのを楽しみにしているよ。
・私の15歳の息子も自閉症なの。あなたに感銘を受けたわ。
自閉症をもちながらも自らの能力や得意なことを堂々とアピールし、大好きなアニメーションの仕事をするという夢に一歩近付いたライアンさん。
これほどのやる気と行動力があれば、きっと彼は将来大きな仕事を成し遂げることができるでしょう。
[文・構成/grape編集部]