「未来の雇用主様へ」 自閉症の青年が書いた自己紹介文が拡散 驚きの展開に
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
アメリカ・ヴァージニア州に住むライアン・ローリーさんは自閉症をもっています。
2021年2月、高校卒業を控えたライアンさんは就職活動をスタート。ビジネスに特化したSNS『LinkedIn』に履歴書とカバーレターを投稿することにします。
カバーレターとは履歴書に同封する手紙のようなもので、面接の担当者に宛てて志望動機や自己紹介などを書きます。
一般的にはパソコンで作りますが、ライアンさんは手書きで仕事に対するやる気と熱意をつづったのです。
青年のやる気に感銘を受ける人が続出
海外メディア『CNN』によると、ライアンさんの履歴書とカバーレターを『LinkedIn』に投稿するのは父親のアイディアだったのだそう。
このアイディアは大成功。彼のカバーレターは700万回以上閲覧され、コメントが殺到し、複数の企業から仕事のオファーがきたのです!
それだけではありません。なんとロサンゼルスにある自閉症の若者のためのコンピューター・アニメーションスタジオ『Exceptional Minds』が、ライアンさんに「奨学金でアニメーションを学ぶプログラムに参加しませんか」と申し出たのです。
このストーリーは多くのメディアで紹介され、ライアンさんへの祝福と称賛の声が上がっています。
・おめでとう!あなたの幸運を祈ります。
・いつかきみが手掛けたアニメーションが見られるのを楽しみにしているよ。
・私の15歳の息子も自閉症なの。あなたに感銘を受けたわ。
自閉症をもちながらも自らの能力や得意なことを堂々とアピールし、大好きなアニメーションの仕事をするという夢に一歩近付いたライアンさん。
これほどのやる気と行動力があれば、きっと彼は将来大きな仕事を成し遂げることができるでしょう。
[文・構成/grape編集部]