緊急事態宣言を受け、浅草演芸ホールの決断がネット上で話題に
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俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
元プロ野球選手 清原和博容疑者、逮捕される ファンは動揺…2016年2月2日、元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました
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2021年4月23日に東京都、大阪府、京都府、兵庫県に発表された、三度目の緊急事態宣言。
東京都は同月25日~5月11日まで、都民には不要不急の外出・移動の自粛を要請し、事業者には休業や営業時間の短縮、イベントなどの開催制限を要請しました。
また、酒類やカラオケ設備を提供する飲食店などには休業を要請、劇場などに関しては、無観客化を要請しており、二度目の緊急事態宣言より厳しい内容となっています。
これらの要請には、事業者から「生きていけない」「仕事がなくなる」と批判の声が相次ぎました。
浅草演芸ホールの決断が話題に
新型コロナウイルス感染症の拡大を抑えるためにも、何かしらの対策はしなければなりません。
医療従事者の負担を減らすほか、感染者を少なくし、救える命を増やすようにすることが大事です。
一方で、休業や無観客ということを要請されても、その仕事で生活をしている人がいます。
その人たちにとって、仕事を休業するということはいくらかの協力金があったとしても、通常の利益よりもはるかに少なく厳しいものでしょう。
東京都は、イベント主催者に対してはこのように呼び掛けています。
『社会生活の維持に必要なもの』という文に、ネット上では「エンターテインメントは必要なもの」「ほとんどが社会生活の維持に必要でしょ」などの声が上がりました。
また、東京都台東区にある浅草演芸ホールは、ウェブサイトに同月25日以降の運営方針について明言。その内容に反響が上がっています。
大衆娯楽である寄席は、社会生活の維持に必要なものに該当すると判断し、館内の定員を50%以下、アルコール消毒、マスクの着用、検温などを徹底した上で続けて営業すると発表しました。
落語家の林家たま平さんは、自身のTwitterでこのように想いをつづっています。
浅草演芸ホールの判断には、称賛の声が上がる一方、不安の声も寄せられていました。
・寄席の無観客開催には無理がある。なぜここまで、長く続いている文化なのかがよく分かります。
・大きなところがこういう決断をしてくれると、ほかのエンターテインメント事業者も続きやすいですよね。
・江戸の気合を感じる。社会生活を維持するのに、笑いは必要です。
・笑いで飛沫が心配です…。今のところクラスターは出ていないけど、大丈夫かな。
・見に行く人のモラルも必要だと思う。客もちゃんと個人で感染対策をすべき。
劇場という場所でのクラスターは、2020年7月以降目立った報告はありません。
浅草演芸ホールは、これまでの状況を鑑み、客のモラルも信じた上での決断だったのでしょう。
マスクなしで寄席で笑える日が早く来ることを願いつつ、感染対策を怠らないようにしたいですね。
[文・構成/grape編集部]