「荷物を載せたら半分しか座れない」 カフェでの不便を解消した椅子がこちら!
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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優しさから生まれた椅子
株式会社LABOTに直接話をうかがうと、もとからカフェを運営する会社と取引があり、声を拾いやすかったことから、荷物にまつわる問題を解決しようと『BAG IN CHAIR』を開発したとのこと。
ドトールには、2016年ごろから椅子を卸しているそうです。
――背もたれに荷物置きを作った経緯は?
椅子の開発者:
時代の流れで、省スペースの店舗が増えているんですね。
店側もいろいろ工夫しているのですが、例えばテーブルの下に荷物を収納するスペースがあっても、確認しづらいのでお客様が取り忘れることもあるようで…。
ベストポジションは、振り返ってちょっとした荷物を取り出すことにも適している、背中ではないでしょうか。
荷物に身体が触れていると、まず忘れて帰ることはないでしょう。
また、店員が閉店後、掃除のため椅子をテーブルの上に移動させることも考慮して、重くならないように設計しているそうです。優しい想いから開発されているのですね!
――ほかに工夫している部分は?
椅子の開発者:
荷物を置くスペースに気付かない人もいるので、ひと目で分かるよう、バックのマークのシールを貼りました。
また「座面を2~3年で取り換えて長く使いたい」という店や施設側の声に応え、一部商品では取り外し可能となっています。
「これからも普及に力を入れて、今までなかった椅子の文化を作っていきたい」と語った開発者。便利な椅子が広まるのは、店も客も大歓迎です!
背もたれに収納スペースがある椅子を目にする機会が、これから増えていくかもしれません。
[文・構成/grape編集部]