東京お台場 大江戸温泉物語が閉館 18年の歴史に幕
公開: 更新:


解体された観覧車が生まれ変わって? 「こんなところにあるとは思わなかった」2022年8月31日に営業終了し、解体された『パレットタウン大観覧車』。2023年1月現在、観覧車のゴンドラが長野県大町市にある『HAKUBA VALLEY 鹿島槍スキー場』の休憩所として生まれ変わっていることで、ネット上で話題となっています。

「子供たちの笑顔を思い浮かべながら…」 書店でサンタクロースになれる『ブックサンタ』とは?日本国内でも、貧困や被災、病気などを理由に、クリスマスに特別な思い出を作れない子供たちがいます。 そうした全国の子供たちへ、本を届ける社会貢献プロジェクト『ブックサンタ』について、参加書店などへのインタビューを通じて深堀りしてみました。






2021年6月23日、大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツが、『東京お台場 大江戸温泉物語』の営業を同年9月5日をもって終了し閉館することを発表しました。
同施設がオープンしたのは2003年3月のこと。
江戸情緒の中で温泉を楽しめるテーマパークとして、年間約100万人が訪れる人気施設へと成長しました。
しかし、東京都との事業用定期借地権設定契約が2021年12月に期限を迎え、さらに契約締結当時の借地借家法では、契約の最長期間は20年で延長が認められていないため、営業を終了することになったといいます。
18年の歴史に幕を下ろすこととなった、『東京お台場 大江戸温泉物語』。今回の発表に、ネット上では「さびしい」「友達と行ったな…」と、別れを惜しむ声が数多く寄せられています。
・小学校からの思い出。家族で行った場所なのに…悲しすぎる。
・昔行ったことがあって、めっちゃ楽しかった。
・また1つ、海外の友人に案内できる場所が消えてしまう。
1人はもちろん、友人同士、恋人同士、家族で訪れた、同施設の思い出は人の数だけさまざまです。
契約上、仕方がないこととはいえ、思い出がつまった場所がなくなることに、多少なりともさびしさを感じるでしょう。
新型コロナウイルス感染症の影響で、気軽な外出が難しいご時世ですが、残り少ない営業期間に改めて同施設を訪ねる人が増えそうです。
[文・構成/grape編集部]