こんなにかわいい犬だったなんて! 毛を刈った後の保護犬の姿にびっくり

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

出典:kcpetproject

アメリカのミズーリ州にある動物保護施設『KC・ペット・プロジェクト』に、オスの野良犬が保護されました。

施設のスタッフはその犬を見て言葉を失います。なぜならその犬は体の毛が伸びすぎてべっとりと固まり、パッと見てなんの動物かが分からないほどの状態だったからです。

まるで被毛でできた着ぐるみを着ているような状態の犬は、歩くのもままならない様子でした。

スタッフはその犬をサイモンと名付け、2人がかりで伸びた毛を刈ることにします。

犬の体を傷付けないように慎重に毛を刈り続けると、だんだんと犬の体の形が見えてきました。

そして2時間以上かけて全身の毛を刈り終えると、かわいらしいシーズーが姿を現したのです。

刈り取った毛の重さは、約3㎏。毛を刈る前のサイモンの体重は約9㎏だったので、3分の1が伸びすぎた毛の重さだったことになります。

サイモンの年齢は推定11歳。かなり痩せていて、慢性のドライアイと歯の治療が必要ですが、それ以外には大きな病気は見つかりませんでした。

また野良犬はダニなどによる皮膚病にかかるケースがありますが、幸いサイモンの肌はとてもいい状態でした。

サイモンの毛を刈る動画には1千万件を超える『いいね』が集まり、サイモンの幸せを願う声が殺到しました。

・こんな状態で生きていたなんて。助けてもらえて本当によかった。

・今、この子がどれほど安心しているかを想像すると涙が出る。

・どうかこの犬に素晴らしい家族ができますように。

被毛の伸び具合から推測すると、サイモンはかなり長い間、野良犬として生きていたと思われるそう。

どんどん伸びる毛によって身動きがとりにくくなっても、助けを求めることもできなかったサイモンの気持ちを想像すると胸が締め付けられます。

現在、サイモンは施設で治療を受けながら、だんだんと明るい性格を取り戻しています。

サイモンが元気になって、優しい家族と暮らせる日が1日も早くやって来るといいですね。


[文・構成/grape編集部]

shibainutonさんの投稿動画

窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...

シベリアンハスキーの写真

「中身は小学生」といわれたハスキーの1枚 「器用だな」「笑いが止まらん」普段は、シベリアンハスキーらしくワイルドでクールな表情を見せるという、アイリスちゃん。しかし、飼い主(@irislady_husky)さんは、驚きの場所に座る姿を見て…?

出典
kcpetproject

Share Post LINE はてな コメント

page
top