亡き父親が遺した『手帖』 娘が生まれた日のメモに、53万人が涙
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- 出典
- @moe_oh82






長い時間を共有してきた親しい人であっても、相手の知らない一面に触れる機会は急に訪れます。
和田萌(@moe_oh82)さんの場合は、亡くなった父親の『手帖』を読んだ時でした。
生前、難解な文章を書く人だったという、和田さんの父親。
しかし、手帖には、和田さんが知る、生前の父親が書いたものとは思えない文章が記されていたのでした。
「父の知らない一面を見たよ」
手帖は、和田さんが誕生した年のもので、そこにはさまざまなメモが記されていました。
和田さんが生まれた日には「萌誕生」と記されており、また、愛娘が誕生した瞬間に立ち会った、父親の『想い』がつづられていたのです。
出産に立ち会う
うれしいうれしい
萌ちゃん萌ちゃん
飾らない短い言葉でつづられているからこそ、伝わる父親の強い喜び。
父親の想いに触れた和田さんは「何このひねりのないストレートな表現」と驚いたと同時に、いかに自分が愛されて生まれてきたのかを実感し、涙しそうになったといいます。
父親の手帖に残された想いに53万件を超える『いいね』
多くの人の涙を誘った、和田さんがTwitterに投稿した父親の手帖。その反響は大きく、なんと53万件を超える『いいね』が寄せられたほどです。
両親の存在がなければ、私たちはこの世に生まれておらず、今、お互いの関係がどんな状態であろうとも、その事実は変わりません。
普段、滅多に会話がないとしても、もう会えないとしても、きっと私たちは愛されて生まれてきたのだろう…そう思える、和田さんの父親の『想い』に、多くのコメントが寄せられました。
・親の愛は、自分が知らないところでたくさん注がれているものだね。
・自分の両親は離婚していて、生前、父親からの誘いはすべて断っていました。今の今までなんとも思わなかったけど、自分の父親もこんな風に思ってくれていたのかな。
・一瞬で泣けてきました。
コメントにもあるように、親の愛は子供が気付かない形で注がれているもの。
しかし、もしも生きている間に親の愛を感じる瞬間があったら、素直に言葉にして「ありがとう」と伝えたいと思わされます。
[文・構成/grape編集部]