ルールに納得できない新人に上司が… 伝えた言葉がかっこよすぎる
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- 出典
- @haradakiro
会社などの組織では、必ずといっていいほど『ルール』が定められています。
しかし、ルールが作られた根拠に自分自身が納得できていないと、「守ろう」という気持ちは湧いてきませんよね。
例えば、会社に入ったばかりの新人が、社内のルールに納得できていなかったとします。
みなさんなら、どのようにして新人にルールについて理解してもらおうとしますか。
新人の発言に、上司がひと言
HARADA Kiro(@haradakiro)さんは、新人の頃、とあるルールに対して「なんで必要なのか分からない」と思っていたそうです。
そんなHARADA Kiroさんに対して、上司であるマネージャーは、こんな言葉をかけました。
「じゃ、ルール破ってみ。ルールが何を守っているのか自分で確かめろ。怒られたら、一緒に謝ってやる」
マネージャーは、「一度ルールを破ってみて、なぜ守る必要があるのかを自分自身で実際に確かめてみたらいい」と、HARADA Kiroさんに伝えました。
ルールの必要性を言葉で説明するのではなく、実際に経験させるという方法で教えようとしたのです。
実際に破ってみて、結果的にルールが不要だと分かるケースもあるでしょう。
とはいえ、ルールを破るということには、リスクも伴います。
「怒られたら、一緒に謝ってやる」とまでいえる人は、なかなかいないのではないでしょうか。
もちろん、ルールを破っていいといっても限度はあるので、取り返しのつかない失敗をしないように、うまくコントロールすることが大事だといえますね。
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数年後、HARADA Kiroさんはマネージャーから社内ルールの改訂リーダーを任されることになります。
マネージャーはHARADA Kiroさんに、改訂リーダーを任せた理由について、このように告げました。
「社内のいけてないルールの改善点見つけるのに、何も知らない生意気な新人ほど適任はいないでしょ」
マネージャーは、すでに会社に根付いている社内ルールの改善点を見つけるためには、新人の客観的な視点が必要だと考えていたのでしょう。
新人時代に客観的かつ鋭い視点を持っていたHARADA Kiroさんであれば、社内ルールの改訂を任せられると、期待していたのではないでしょうか。
マネージャーは「今度の新人が破りたくならないように頼むよ」と念押し。
「かっけーけどしたたかなんですよ」とHARADA Kiroさんがいう通り、マネージャーはかなりのやり手なようですね。
[文・構成/grape編集部]