救急車の『事故の原因』に悲しみの声 「広まってほしい」「つらすぎる」
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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- 出典
- 産経ニュース
救急通報を受け、人命を守るため速やかに現場へ駆けつけてくれる、救急隊員。
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行して以来、感染者が増える時期になるたびに、全国の医療機関がひっ迫しています。
中でも、都市部は通報の数も多いため、ネットではたびたび政府や医療従事者が「救急車が速やかに出動できない状況になっている」と声を上げていました。
『救急車の事故』を受け、隊員を心配する声が続出
2022年12月、東京都昭島市内を走っていた東京消防庁の救急車が横転する事故が発生しました。事故は、消防署に戻る途中に起こったといいます。
不幸中の幸いか、救急車に患者は乗っておらず、車内にいた救急隊員3人はいずれも軽症でした。
事故からおよそ1か月が経過した2023年1月16日、救急車を運転していた50代の救急隊員が眠気に襲われたことが事故の原因だったことが発覚。
産経ニュースによると、事故が起こった日、救急隊員は朝に出勤して以来、一度も休憩をとっていなかったのだとか。
その日もコロナウイルスの感染拡大で出動要請が増えており、およそ17時間連続で活動していたといいます。
※写真はイメージ
命を守る立場の救急隊員が事故を起こしたことに、多くの人が衝撃を受けた、今回の事故。
その原因が明らかになると、ネットからは救急隊員の多忙を心配する声や、日頃の活動に改めて感謝の意を示す声が上がりました。
・事故を起こした救急隊員を誰が責められるだろうか。つらすぎる…。
・発生時に「まさか」とは思っていたけれど、本当に過労とは…。
・この話題が広まって、救急隊員の働きをもっと知ってほしい。
救急車を呼ぶか迷ったら『#7119』
いわずもがな、救急隊員の命も社会全体が守るべき尊い命の1つ。
今回のような事故を防ぐため、ネットでは「救急車を呼ぶか迷った時は、#7119番で『救急安心センター事業』に電話をかけよう」という呼びかけが広まっています。
救急車を呼ぶべきか迷った際、病気やケガについて把握をした上で、電話口で医師や看護師が相談に乗ってくれる『救急安心センター事業』。
悩んだ人たちがこのシステムを利用することによって、緊急性の高い通報者の元へ、速やかに救急隊が駆けつけることができるようになるのです。
2023年1月現在、『救急安心センター事業』の実施エリアは18地域。全国普及を進めているとのことです。
救急隊員が私たちの命を助けてくれるように、私たちもこういった協力によって隊員を守っていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]