集中したいときは、ホットグレープフルーツジュースを飲もう! 脳の活性化に
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グレープフルーツジュースは脳機能の働きを上げてやる気をアップさせる、という話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?今回、アメリカのフロリダ州で行われた研究によると、グレープフルーツの中でも、ホットなグレープフルーツジュースの方が脳を活性化し、集中力アップに繋がることがわかっています。
同実験は常温(10℃以下)の水とグレープフルーツジュース、そして60℃のホットグレープフルーツジュースの3種類の比較を行ったもので、脳への影響がそれぞれどの程度あるのかを測定したものです。実験によると計算問題の達成数はホットグレープフルーツジュースを飲んだ組が最も多くなることがわかりました。意外にも、常温の水と常温のグレープフルーツジュースではそれほど大きな差が出なかったとのこと。
実験では脳の血流量の測定も行われています。「脳の血流が上昇=脳の活性化」と考えられているため、血流量が上昇する飲み物は脳の活性化に効果があることになります。結果、グレープフルーツジュースを飲んだ場合は血流量が上昇し、脳の活性化に効果があることがわかりました。
この場合、常温とホットどちらの場合も血流量は上昇しましたが、常温は比較的早く血流量が増加して効果がやや弱いのに対し、ホットではじわじわと効果がではじめて持続することが分かっています。一気に片付けたい作業などがある際には常温のグレープフルーツジュースを飲んで、作業がたくさんあって集中したい時にはグレープフルーツジュースを温めて飲んでみるというのがオススメかもしれませんね。
今回の実験結果を簡単にまとめると…
となり、グレープフルーツジュースを飲むことによって脳の働きが向上することがわかりました。更に被験者のアンケート結果によると、ホットなグレープフルーツジュースは「落ち着いた気分」になりやすいという効果があるそうです。落ち着いた雰囲気で気持良く勉強できる状況を作る働きがあることが予想されており、受験生にとっては心強い味方になるかもしれません。
勉強する際にはコーヒーやエナジードリンクなど、カフェインを多く含むものを飲むという人が多いのではないかと思いますが、摂りすぎにより眠りにくくなるなどのリスクもあります。ビタミンCを豊富に含むグレープフルーツを使ったホットジュースは受験生をはじめ、多くの作業に向かう人をサポートしてくれる存在になることが期待されています。