英語が苦手な日本人のミス!? 「ジャグジー」は間違った言い方だった
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※写真はイメージ

100均の洗濯ネット まさかの活用法に「頭がいい」「真似をします」「最新の手作り防虫ネットを紹介します」というコメントをしてXに独自の防虫対策を公開したのは、家庭菜園をしている、みかんぼーや(@mikanbo_ya1987)さん。 100円ショップ『ダイソー』で購入した羽毛用の洗濯ネットと、『セリア』で購入したポールスタンドが防虫アイテムに大変身するといいます。

ティッシュを包丁で半分に切って… 使い方に「目からウロコ」「ナイスアイディア」『革命すぎるティッシュの裏技5選』と題して、動画を公開しました。
サウナやホテルでよく見かける「ジャグジー」。
どことなくリッチな響きがあり、「今日はジャグジー付きのホテル」「贅沢なジャグジーバス」なんて言葉の並びを見ると、無性にテンションが上がってしまいます。
日本人にもなじみのあるジャクジーという単語ですが、英語では「ジャクジー」とは発音しないのをご存じですか。「これだけよく聞くし見かけるのに?」「温泉やホテルの広告にもジャグジーと書かれているけれど…」と驚く人もいるでしょう。
では、どんな発音が正解なのでしょうか。
「ジャクージ」のほうが正しい
そもそもジャグジーとは、噴流式泡風呂(ジェットバス)のこと。気泡発生装置が付いた浴槽からブクブクと気泡が出てくるのが特徴で、もともとは水着を着たままで入って楽しむものだったそう。
そんなジャグジーの英語の綴りは「Jacuzzi」。この時点でお気づきの人もいると思いますが、原語に近い発音は「ジャクージ」なのです。
それが日本人特有の訛りからジャグジーと呼ばれるようになったのだそう。いわゆるカタカナ英語です。なんでも、日本の「蛇口(じゃぐち)」の発音に引っ張られたという話もあるのだとか。
ジャグジーは一般名詞ではなく「社名」だった
さらにいえばJacuzziは一般名詞ではなく、じつは社名だったのです。1968年、「Whirlpool tub(渦巻き浴桶)」を開発したアメリカのジャクージ兄弟が設立したジャクージ社に由来しているといわれています。その後、世界中でJacuzziが「噴流式泡風呂」を指す一般名詞となっていきました。
いくら本来の発音に近いといえど、日本ではジャグジーという言い方で問題ないでしょう。ただ、英語圏を訪れる際は伝わらないことが多いかも。
使う機会があるかどうかはさておき、正しい英語の発音も覚えておくと安心です。
[文・構成/grape編集部]