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包丁の刃が傷みにくく、キッチンをおしゃれに見せられるのが木製のまな板。最近はプラスチック製のまな板が主流ですが、まだまだ木製のまな板を愛用している人も多いでしょう。
そんな木製のまな板ですが、魚をさばいたり、刺身のサクを切ったりすると魚の臭いが残ってしまうのが玉にキズ。洗剤で洗ってもなかなか取れません。
これはまな板の表面にできた細かい傷に魚の身が残ってしまい臭いが残るのだそう。臭いを消そうと熱湯を使ってしまうと逆効で、傷に入り込んだタンパク質が固まってしまい、さらに臭いが残ってしまうといわれています。
そこでこの記事では、洗剤でも落ちにくい魚臭さを一発で消す方法をご紹介しましょう。意外な調味料だけで臭かったまな板が一瞬で生まれ変わります。
使うのは洗剤じゃなく塩! 傷に入り込んだ汚れをかき出して臭い防止
この実証で使用したのは、カツオのたたき。木製のまな板でサクを切ったところ、まな板には独特の魚臭さが残っていました。
そこで、臭いを消すために使うのが「塩」。
やり方は簡単で、塩を大さじ一杯程度まな板に振りかけます。あとは普段通りスポンジで磨くだけです。
最後に水で洗い流せばOK! しっかりと乾燥させれば、魚臭さが見事になくなります。これは塩の殺菌効果と研磨効果を利用して、まな板を守っているのだそう。
今回はサクを切るだけだったので、簡単に臭いが取れました。しかし魚を丸々さばいたりすると、汚れもひどく臭いもしつこいですよね。
その時はお酢をかけたり、酢を染み込ませた布でまな板を拭いたりするのも効果的なのだそう。これは、魚の臭み成分がアルカリ性のため、酸性のもので中和させることで臭いが取れるのだとか。
もしも洗っても洗ってもまな板から魚臭さが残っていたら、試してみてはいかがでしょうか。家にあるものでできるので簡単に真似できます。
[文・構成/grape編集部]