「この甲冑には怨霊が宿ってる!」という女性 次の瞬間、場が凍った理由は?
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世の中には「科学では証明できないような、不可解な存在もいる」という言説があります。
幽霊や怪物などの逸話は、いい伝えとして古来から数多く残っており、怪談話として時折耳にしますよね。
中でも、この世に後悔や恨みの感情を抱いたまま命を落とした人が、悪しき怨霊として、亡くなった場所や身に着けていた物にとりついている…というのは、定番の内容です。
突然「この甲冑には怨念が宿っている!」といわれ…?
日本の歴史が好きで、刀や甲冑、着物などをコレクションしている、左近大夫★浜次郎(@sakone_shogen)さん。
知人の店でイベントを開催することになり、コレクションの一部である甲冑を貸し出すことになりました。
すると、店を訪れていた女性が、甲冑を見ながらこんなひと言を漏らしたのです。
「この甲冑を着て亡くなった人の怨念が見える…!早くなんとかしないと…」
普通では目にすることができない『この世ならざるもの』が見える体質だという、女性。
甲冑は、武士が戦に出陣する際などに身に着けるものです。彼女は、甲冑から武士の怨念を感じ取ったのかもしれません。
女性の発言によって不穏な空気が漂う中、甲冑の持ち主である左近大夫★浜次郎さんは、このように告げました。
「これ、僕が3年前に甲冑メーカーで注文した物なんですけど…」
そう、この甲冑は骨董品ではなく、鹿児島県薩摩川内市に本社がある丸武産業株式会社に依頼をしたもの!
同社は、実際に戦で着用されていた鎧兜を忠実に再現しており、大谷翔平選手が発案した、アメリカのプロ野球チーム『ロサンゼルス・エンゼルス』の『ホームランハット』である兜も製作しています。
いうまでもなく、3年前に製作された甲冑に、武士の怨念が宿っているわけはありません。その造りが立派なあまり、女性は歴史あるものと勘違いしてしまったのでしょう。
持ち主の左近大夫★浜次郎さんが真相を告げると、『この世ならざるもの』が見えるという女性は、バツが悪そうにほかの品物を見ると、何事もなかったかのように帰っていったといいます…。
コントのような展開と、立派な甲冑の写真は拡散され、続々とコメントが寄せられました。
・めっちゃ笑った。女性は気まずかっただろうな…!
・いや、落語かよ!それにしても、すごく立派な甲冑だな…。
・廃刀令に作られた現代刀に対して「戦国時代の武士の怨霊が!」という人を見たことがあります。
『この世ならざるもの』の存在は、信じるか信じないかは、あなた次第。
仮に、この甲冑に何者かが宿っていたとしたら…『この甲冑を着ていた武士の怨念』ではなく、その美しさに魅入られてしまった霊なのでしょう…!
[文・構成/grape編集部]