大きな魚をくわえて苦しそうなペリカン 口の中から出てきたのはなんと…?
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※写真はイメージ

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巨大な口ばしと長い首が特徴の大きな水鳥、ペリカン。
アメリカでは、地域によっては海の近くで野生のペリカンを見かけるのは珍しくありません。
ペリカンの様子がおかしい!?
フロリダ州の海岸で、ある家族が1羽のペリカンを見て異変に気付きました。
そのペリカンはぐったりしたように水面に浮かんだ状態で、時折不自然な動きをしています。
よく見ると、ペリカンの口ばしの中に大きな魚が入っていたのです。
ペリカンはその魚を飲み込むことも、吐き出すこともできずに、苦しんでいる様子。
「このペリカンは魚をノドに詰まらせている」
そう気付いた男性がボートでペリカンに近付きます。
そしてペリカンの口を開けると、出てきたものは…こちらをご覧ください。
男性はペリカンの口の中から魚を取り除こうとしますが、なぜかなかなか取れません。
ペリカンがケガをしないように注意しながら、2人がかりでやっとのことで魚を取り出しました。
その魚を見て、彼らはなぜペリカンが苦しんでいたのかが分かります。
魚に大きな釣り針が刺さっていて、それがペリカンのノドに引っかかっていたのです。
口ばしから魚を取り除いてもらったペリカンは何事もなかったように、すぐに泳ぎ始めました。
この動画にはペリカンを助けた男性たちへの称賛の声が上がっています。
・この美しくて無力な動物を助けてくれた家族に感謝するよ!
・見事な救助だね。きみたちを尊敬する。
・このペリカンは運がいい。欲張っちゃダメだよね。
釣り針がノドに引っかかった状態でどうすることもできず、苦しんでいたペリカン。
もしこの家族がペリカンの異変に気付かなかったり、見て見ぬふりをしたりしていたら、ペリカンはどうなっていたでしょうか…。
このような事態に遭遇した時、野生動物に詳しい人でない限り、ためらうことなく行動するのは勇気がいるはずです。
心優しい男性たちに助けてもらったペリカンは、きっと心の中で感謝していることでしょう。
[文・構成/grape編集部]