「車の中から鳴き声が聞こえる」 車体の底の小さな穴から出てきたのは…?
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「夕飯を作ろうと思ったら…」 立てなくなったワケに「爆笑」「意志を感じる」2匹の猫と暮らしている、飼い主(@kunyan_kainyan)さん。愛猫の1匹である、カイちゃんの写真に、12万件以上もの『いいね』が寄せられました。
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- 出典
- animalhaven
駐車していた車のエンジンルームに猫が入り込んでしまうことは珍しくありません。
アメリカのニューヨーク州にある動物保護施設『アニマル・ヘイブン』に、「車の中に猫がいるので助けてほしい」という通報がありました。
『アニマル・ヘイブン』のスタッフが現場に駆け付けると、運転していた人の話のとおり、車から猫の鳴き声が聞こえてきたのだとか。
彼が車の下にもぐると、底に開いた小さな穴から猫が覗いていて、「出られニャいの!助けて!」というように前脚を伸ばしてきたのです!
猫は外から手が届かないところにいて、車の下の隙間から押し出すこともできなかったのだそう。
しかし、スタッフと車の持ち主が協力して、猫を無事に救助することができました!
彼らがオデッセイちゃんと名付けたその猫は、ノミ取り用の首輪をしていて、穴から頭を出そうとするたびに首輪がひっかかってなかなか出られなかったといいます。
オデッセイちゃんは飼い主が見つかるまで、『アニマル・ヘイブン』で保護されるということです。
車の持ち主は少し離れた場所から運転してきて、駐車場を探している時にかすかな引っかき音と鳴き声を聞いたのだとか。
「この猫はとてもとてもラッキーな猫だ」とつづられた投稿には「素晴らしいチームワーク」「猫にケガがなくてよかった」などの声が寄せられました。
鳴き声をあげたり、周りをひっかいたり、穴から前脚を出したりしたオデッセイちゃんは、助けてほしくて必死だったのでしょう。
猫がいるのに気付かずにエンジンをかけてしまうと、猫の命に関わるのはもちろん、車の損傷にもつながりかねません。
車に乗る前に耳を澄ませてみたり、猫を逃がすためにボンネットを叩く『猫バンバン』を行なったりするなど、対策を忘れずにいたいですね。
[文・構成/grape編集部]