ゆで卵より生卵のほうが日持ちする! 保存方法や大量消費するレシピも紹介
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- 出典
- 日本卵業協会
「卵はゆで卵にしたほうが日持ちするのか」と、お悩みの人はいるのではないでしょうか。中には、日持ちさせるためにゆで卵を作った人もいるかもしれません。
結論、ゆで卵よりも生卵のほうが日持ちします。理由は、生卵には殺菌作用のある酵素が入っているためです。そのため、ゆで卵は早めに消費する必要があります。また、生卵も保存方法によっては賞味期限が短くなるため、いずれにしても早めに食べることを心がけましょう。
そこで本記事では、ゆで卵と生卵の賞味期限や日持ちさせるためのコツ、大量消費できるレシピなどを紹介します。
卵を日持ちさせたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも卵の賞味期限とは
卵の賞味期限とは、身体に害を及さずに生食できる期間を指します。もし賞味期限を過ぎた卵を食べてしまうと、サルモネラ感染症になる可能性があります。症状は、嘔吐や腹痛、下痢などです。万が一、サルモネラ菌が血液中に入ると、重症化する危険性があります。
特に、高齢者や幼児などは注意が必要です。サルモネラ感染症にならないためには、卵を賞味期限内に消費することが大切です。
ちなみに、賞味期限内の卵でも、10万分の3ほどの確率でサルモネラ菌が付着しています。心配な場合は、70度で1分以上、加熱しましょう。ほかの食材と一緒に加熱する場合は、75度で1分以上、加熱することで、サルモネラ菌が死滅します。
サルモネラ菌感染症にかからないためにも、生卵とゆで卵の賞味期限をおさえておきましょう。
生卵の賞味期限は季節によっては変わる
生卵の賞味期限は、季節によって変わります。寒い時期ほど、賞味期限が伸びます。具体的には以下のとおり季節ごとに賞味期限が決められているため参考にしてください。
スーパーなどに並んでいる卵は、季節を問わず、2週間ほどの賞味期限で売りに出されていることが多いです。
ゆで卵の賞味期限は保存状況によって変わる
ゆで卵の賞味期限は、大きく『殻付きか否か』『保存温度』の要素で変わります。殻付きで、なおかつ保存温度が低いほど日持ちする傾向にあります。具体的には以下のように、保存温度により日持ちに差があるといわれています。
【殻付き・硬くゆでた場合】
殻が付いていないゆで卵の賞味期限は、殻付きの3分の1ほどまでに短くなるといわれています。例えば、殻なしのゆで卵を10度で保存すれば、1週間ほどしか日持ちしません。
一方で、家庭で作ったゆで卵はもっと早めに食べるべきといわれており、注意が必要です。日本卵業協会によれば、10度で保存している硬めのゆで卵(殻付き)であっても、3〜4日以内に食べるのが好ましいとされています。また、殻をむいたものは、当日中に食べることを推奨しています。
つまり、ゆで卵を安心して食べるには、早めに消費することが大切です。なお、殻にヒビが入ったゆで卵の賞味期限は殻なしとして考えるため、数日経過している場合は食べるのを控えましょう。いつからヒビが入ったか分からないため、賞味期限が切れている可能性があります。
ゆで卵より生卵のほうが日持ちする
一般的に、ゆで卵より生卵のほうが日持ちするといわれています。理由は、生卵には殺菌作用のある酵素が含まれているためです。生卵を日持ちさせるために、ゆで卵にしてしまうのは逆効果です。
もしすでにゆでてしまった場合は、後ほど紹介する、ゆで卵を多く消費できるレシピを参考にしてください。
ゆで卵を日持ちさせるには冷蔵庫で保存する
一般家庭でゆで卵を日持ちさせるには、冷蔵庫で保存するのが基本です。常温で保存すると、雑菌が繁殖しやすくなります。また、冷凍保存もおすすめしません。殻付きのゆで卵を冷凍保存すると、中身が膨張して割れてしまう可能性があります。
冷蔵庫で保存した場合、実際にどのくらい日持ちするかは、以下を1つの目安にしてください。
いずれにせよ、ゆで卵は早めに食べることを心がけましょう。
ゆで卵や生卵をおいしく日持ちさせる4つのコツ
ゆで卵や生卵を日持ちさせるコツは以下の4つです。
せっかく卵を保存するなら、おいしさを保って日持ちさせる方法をおさえておきましょう。
煮卵にする
殻なしのゆで卵を日持ちさせるには、煮卵にするのも1つです。煮卵にすることで、長くて5日ほど日持ちする可能性があります。煮卵の作り方は以下のとおりです。
ほかの味を試したい人は『めんつゆ+水』の組み合わせで作ってみるのも1つです。味の要がめんつゆだけのため、シンプルです。味にバリエーションを加えたい人は『醤油+酒+砂糖』『和風だし+みりん』などを試してみてはいかがでしょうか。
パックのままで保存する
前述のとおり、卵は10万分の3ほどの確率でサルモネラ菌が付着しています。もし、サルモネラ菌が付着している卵を小分けにして冷蔵庫に入れると、ほかの食品に菌が移ってしまう可能性があります。
サルモネラ菌が付着している確率は極めて低いですが、安心して食事を楽しむにはパックのままで卵を保存するのが無難でしょう。
冷蔵庫の奥で保存する
冷蔵庫の奥で卵を保存することで、鮮度を保ちやすくなります。理由は、一定の温度が保たれやすいためです。よくあるNGな保存方法は、冷蔵庫のドアポケットに卵を入れているケースです。ドアポケットは冷蔵庫の扉を開け閉めする際に温度が逃げてしまうため、卵の鮮度を保ちづらくなります。
取り出しに手間はかかりますが、卵をおいしく日持ちさせるためには、冷蔵庫の奥で保存しましょう。
尖ったほうを下に向けて保存する
卵の尖ったほうを下に向けて保存することで、細菌が入り込む可能性が低くなります。理由は、尖った部分のほうが強度が高いため、ヒビが入るリスクを下げられるためです。
生卵とゆで卵の大量消費にぴったりのおすすめレシピ4選
生卵とゆで卵、それぞれの大量消費にぴったりなおすすめレシピを2種類ずつ紹介します。10分程度で作れるものから、本格的なものまであります。小腹が空いていたり、今晩のメニューが決まっていなかったりする人も参考にしてください。
生卵の大量消費にぴったりのおすすめレシピ
生卵を使ったレシピを以下の2品紹介します。
生卵をどう消費するか迷っている人は、レシピを参考に調理してみてください。
卵豆腐
卵豆腐の材料(2人分)は以下のとおりです。
作り方は以下のとおりです。
加熱時間は様子見しながら調整してください。また、一度レンジから出した後は、ゆっくりかき混ぜましょう。きれいな仕上がりになります。卵豆腐は白だし以外でも作れるため、好みの味にアレンジするのも1つです。
茶碗蒸し
茶碗蒸しの材料(2人分)は以下のとおりです。
作り方は以下のとおりです。
茶碗蒸しはできたてで食べたほうが、おいしくいただけます。10分もあれば作れるため、忙しくて時間の少ない人にもおすすめのレシピです。
ゆで卵の大量消費にぴったりのおすすめレシピ
ゆで卵を使ったレシピを以下の2品紹介します。
「日持ちすると思ってゆで卵を作ってしまった」という人は、レシピを参考にして調理してみてください。
ポテトサラダ
ポテトサラダの材料(4人分)は以下のとおりです。
作り方は以下のとおりです。
ジャガイモは、冷める前に潰すのがポイントです。冷めてしまうとジャガイモが硬くなるため、潰しづらくなります。
卵の肉まき
卵の肉巻きの材料(8個分)は以下のとおりです。
(A)
作り方は以下のとおりです。
豚バラ肉の薄切りを使う際は、長さを半分に切りましょう。卵に巻きやすくなります。味が甘辛のため、白ごはんのお供にぴったりです。今晩の献立が決まっていない人は、ぜひ作ってみてください。
ゆで卵でもアイディア次第で日持ちさせられる
ゆで卵よりも生卵のほうが日持ちします。理由は、生卵に殺菌作用のある酵素が入っているためです。生卵の賞味期限は、季節に応じて異なりますが、産卵後から16〜57日ほどです。スーパーなどに売られている卵は、2週間ほどの賞味期限です。
一方でゆで卵は、殻付きであっても4日以内に消費することを、日本卵業協会は推奨しています。
ただし、適切に保存されていなければ、生卵も日持ちしません。また、日持ちすると思ってゆで卵を作ってしまった人は、早めに消費しましょう。消費し切れない場合は、煮卵にしたり、本記事で紹介したレシピを活用したりしてください。
[文・構成/grape編集部]