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質問「水深何mまで行けますか?」 察した飼育員の回答に「さすが」「最後の1行に笑った」

By - grape編集部  公開:  更新:

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質問用紙の写真

動物園や水族館などは、生き物に関する専門的な知識を豊富に持っています。

施設によっては客から質問を受け付け、飼育員が回答しているところも。

ウミガメの保護施設が併設された『道の駅 紀宝町ウミガメ公園』も、寄せられた質問に飼育員が回答をしています。

質問の意図を理解している飼育員の回答

ある日、「カメの背中に乗って、どれほど深くまで潜水できるか」という質問を寄せられた同施設は、X(Twitter)のアカウント(@umigamekouen)で回答を公開。

飼育員は、ウミガメの特性に触れつつ、このように回答していました。

質問用紙の写真

最も深く潜るのは、オサガメというウミガメで、1250mも潜水することができます。

身ひとつでここまで潜水することができるのには、いくつか理由があります(減圧症を防ぐために血中に酸素を貯えたり、水圧を分散するために骨がスカスカで中に油が含まれていたり)。

そのため、生身の人が乗って潜ることができる深度は、たかが知れていると思いますが、どなたか乗せたい人がいるならオサガメがオススメです。

質問者の名前を見ると、乙姫と書いてあります。

おとぎ話だと、ウミガメを助けた浦島太郎を、お礼として竜宮城に招待していました。

そのため、浦島太郎をウミガメに乗せると仮定して「どなたか乗せたい人がいるならオサガメがオススメ」と、飼育員は書いたのでした!

質問者の遊び心に合わせた回答に、反響が上がっています。

・オサガメってすごいんだな~!

・おとぎ話的な質問にも、真面目に答えてくれているところが好き。さすがカメ専門。

・最後の1行に笑った。シュールなオチがいいね。

・今度、竜宮城に行くので参考になりました。

ウミガメの知識が増える回答。

おとぎ話のストーリーを想像した時に、思い浮かぶ光景のクオリティが上がりますね!


[文・構成/grape編集部]

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出典
@umigamekouen

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