質問「水深何mまで行けますか?」 察した飼育員の回答に「さすが」「最後の1行に笑った」
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
こたつで寝落ちした女子中学生 その横を見ると?「やっちゃったかー」「表情に笑った」こたつに入って勉強してたのに…。寝落ちした女子中学生の横を見ると?
動物園や水族館などは、生き物に関する専門的な知識を豊富に持っています。
施設によっては客から質問を受け付け、飼育員が回答しているところも。
ウミガメの保護施設が併設された『道の駅 紀宝町ウミガメ公園』も、寄せられた質問に飼育員が回答をしています。
質問の意図を理解している飼育員の回答
ある日、「カメの背中に乗って、どれほど深くまで潜水できるか」という質問を寄せられた同施設は、X(Twitter)のアカウント(@umigamekouen)で回答を公開。
飼育員は、ウミガメの特性に触れつつ、このように回答していました。
最も深く潜るのは、オサガメというウミガメで、1250mも潜水することができます。
身ひとつでここまで潜水することができるのには、いくつか理由があります(減圧症を防ぐために血中に酸素を貯えたり、水圧を分散するために骨がスカスカで中に油が含まれていたり)。
そのため、生身の人が乗って潜ることができる深度は、たかが知れていると思いますが、どなたか乗せたい人がいるならオサガメがオススメです。
質問者の名前を見ると、乙姫と書いてあります。
おとぎ話だと、ウミガメを助けた浦島太郎を、お礼として竜宮城に招待していました。
そのため、浦島太郎をウミガメに乗せると仮定して「どなたか乗せたい人がいるならオサガメがオススメ」と、飼育員は書いたのでした!
質問者の遊び心に合わせた回答に、反響が上がっています。
・オサガメってすごいんだな~!
・おとぎ話的な質問にも、真面目に答えてくれているところが好き。さすがカメ専門。
・最後の1行に笑った。シュールなオチがいいね。
・今度、竜宮城に行くので参考になりました。
ウミガメの知識が増える回答。
おとぎ話のストーリーを想像した時に、思い浮かぶ光景のクオリティが上がりますね!
[文・構成/grape編集部]