落し蓋の代用はアルミホイルが便利! 溶けても危険ではないので安心して使える
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「落し蓋がないけど、アルミホイルで代用できるかな」「アルミが溶けたら身体に影響があるかが知りたい」など、考えたことがある人もいるのではないでしょうか。
肉じゃがや魚など、煮物を作ると煮崩れや味の偏りで失敗してしまうことがあります。おいしい煮物を作るコツは、落し蓋をすることです。もし落し蓋が自宅にない時は、アルミホイルを代用品にしましょう。
本記事では、落し蓋をアルミホイルで代用する方法について解説します。アルミホイルを使った落し蓋にする方法や溶けた時の安全性について分かるので、煮物を作る人はぜひ最後までお読みください。
落し蓋をアルミホイルで代用する方法
煮物を作る時は、落し蓋をすると煮崩れや味の偏りが防げます。鍋より少し小さい蓋を材料に直接乗せることで、具材が沸騰した煮汁の中で落ち着き味が馴染むためです。
落し蓋がなく、アルミホイルで代用する方法は以下の通り。
アルミホイルをクシャクシャに丸めることでアクをたくさん吸着させるため、料理中の手間が減るでしょう。また、アルミホイルに穴をあけておくと沸騰した煮汁の蒸気が逃げて、落し蓋が持ち上がるのを防げますよ。
なお、アルミホイルには光沢がある面とない面があります。落し蓋に使用する時は、光沢がある面を材料のほうに向けると熱が反射して素材に早く火が入るので、ぜひ試してみてください。
落し蓋をする4つのメリット
落し蓋をすることで、簡単においしい煮物が作れます。煮崩れの防止や煮汁の対流など落し蓋をする4つのメリットを見ていきましょう。
煮崩れを防止する
落し蓋をすると、煮崩れを防止できるのもメリット。沸騰した煮汁の中で素材同士がぶつかり合うと、衝撃で崩れてしまいます。野菜や魚を下処理しても、煮崩れしてしまうとせっかくの料理が台無しです。
落し蓋をすることで、素材が動きにくくなり煮崩れしません。また、使う煮汁も少なくて済むので、調味料を減らせて節約にもつながります。
味を均一に馴染ませる
落し蓋は、味を均一に染み込ませたい場合に効果的です。煮込んでいくと、調味料やうま味が煮汁に溶けだして素材に味が染みこみます。しかし、鍋の上と下では染み込み具合が違うため、味にムラができてしまうでしょう。
落し蓋をすれば、素材を混ぜずに味を馴染ませる効果があります。沸騰した煮汁が落し蓋にぶつかり対流が生まれ、味が全体に行きわたるためです。素材を混ぜる必要がないので、煮崩れせずにおいしく仕上がります。
煮汁の蒸発を緩やかにする
落し蓋があることで、煮汁の急激な蒸発を防げます。落し蓋によって空気に触れている煮汁が少なくなり、ゆっくりと蒸発するためです。
素材のうま味が何度も対流することで、深みのある煮物になります。さらに、ほかの作業をしている間に煮汁がなくなり、焦がしてしまう失敗も減らせるでしょう。
素材の臭みが残らない
落し蓋を使って魚の煮物をすると、生臭さが残らずに仕上がります。煮魚で大切なことは、短時間でふっくら仕上げることです。
魚は煮崩れしやすく、火が入りすぎると身がパサパサします。また、早く煮るために蓋をすると、生臭さが残って食べられません。
そこで落し蓋を使うことで、蒸気と一緒に生臭さを逃がせます。特に、サバやアジなどの青魚は生臭さが残りやすいので、落し蓋をして煮るのがおすすめです。
落し蓋にアルミホイルを使う時は溶けないよう注意
魚などの柔らかい素材を煮る時に、重さのある落し蓋をしてしまうと煮崩れします。アルミホイルを使えば煮崩れはしませんが、溶けることがあるので注意が必要です。
アルミホイルの耐熱温度は660℃と高く、沸騰した煮汁に入れても溶けることはありません。しかし、長い時間アルミホイルを落し蓋にして煮ると溶けてしまうことがあります。
アルミホイルはアルカリ性の強い食品や塩気に弱く、長時間の使用で黒ずんだり溶けたりします。アルカリ性の食品は、以下の通りです。
肉じゃがや筑前煮など、煮物の多くがアルカリ性食品を使います。アルミホイルが溶けるのが心配な人は、調理後に落し蓋を取り出して保存しましょう。
アルミホイルが溶けても人体には影響はない
落し蓋に使ったアルミホイルが溶けると、人体に影響がないか心配ですよね。結論からいうと、人体には影響ありませんが、どうしても心配なら使用を控えたほうがよいでしょう。
アルミホイルの原材料であるアルミニウムは、自然界に多く存在する物質です。水や土壌、植物などに含まれているので、生活の中で自然と摂取しています。
摂取したアルミニウムは約99%が吸収されずに排出し、残り1%も腎臓を通して尿で排出するため人体に残りません。
以前は、アルミホイルがアルツハイマー病の要因となり、判断力や記憶力などの知的機能が低下すると疑われた時期がありました。しかし、現在でも科学的根拠は発見されていません。
アルミニウムは、多くの食品に添加物として使用されています。
現在も食品添加物への使用基準は決められていませんが、厚生労働省は関係組合に対して低減を推奨しています。
自然界に存在する物質であっても過剰摂取は危険だからです。人体への影響を気にするのであれば、落し蓋にアルミホイルを使用しないことをおすすめします。
アルミホイルを使わない方法2選
アルミホイルが溶けるのが気になる人は、クッキングシートを使うか落し蓋をしないで煮物を作りましょう。使用方法や作るポイントを知って試してみてください。
クッキングシートを使用する
アルミホイルの使用が心配な人は、クッキングシートを使いましょう。クッキングシートならアルカリ性食品や塩気に強く、溶ける心配がありません。落し蓋をクッキングシートで代用する方法は、以下の通りです。
三角形に折ったクッキングシートの先端をカットすれば、蒸気を逃がす穴ができます。使い終わったら捨てられて、とても衛生的です。
しかし、アルミホイルのようにアクは吸着しないので、その都度取り除く必要があります。また、クッキングシートは燃えやすいため、鍋の外側には絶対にはみ出ないようにしましょう。
落し蓋をしない
クッキングシートを切らしている場合は、落し蓋なしでも煮物を作れます。ポイントは、煮汁を少なくして弱火で作ることです。
強い火力でグツグツ煮てしまうと、素材同士がぶつかり合って煮崩れするので弱火でコトコトと静かに煮ていきます。また、煮汁が多いと素材が動いてしまうため、煮崩れの原因になります。煮汁は素材が浸るギリギリの量にしましょう。
落し蓋を使ったおすすめ料理3選
落し蓋をすると、おいしい煮物が簡単にできます。家庭でも手軽に作れる煮物レシピを見ていきましょう。
肉じゃが
煮物の定番の肉じゃがは、作る過程で落し蓋をすれば水や出汁がなくても絶品の料理になります。肉じゃがを作るための黄金比は、砂糖1:酒2:醤油3です。
【材料(4人ぶん)】
【調味料】
【作り方】
素材の水分で煮ることで、うま味を凝縮した深い味わいの肉じゃがができます。もし残っても、次の日にカレー粉を入れてリメイクすれば、余すことなく堪能できます。
筑前煮
筑前煮は、しっかりした味付けで日持ちするので作り置きしておくと便利な料理です。干し椎茸は、前日から水に浸けておくとうま味成分が増してよりおいしい筑前煮が作れます。
【材料(4人ぶん)】
【調味料A】
【調味料B】
【作り方】
仕上げの醤油とみりんは、筑前煮に照りをだして味を調整する効果があります。筑前煮はいったん冷ますことで素材に調味料が入りやすくなるので、仕上がる手前で火からおろしましょう。
お正月のおせち料理としても喜ばれる一品ですので、ぜひお試しください。
豚の角煮
豚の角煮は最初に豚バラ肉の脂を焼いてから生のおからと一緒に煮込むことで、トロトロ食感の角煮が完成します。味付けは、酒・砂糖・醤油の順に入れるのが重要です。醤油を先に入れると、硬く仕上がってしまうので注意しましょう。
【材料(2人ぶん)】
生おからの酵素が豚肉を柔らかく仕上げアクも吸着するので、すっきりした味の角煮に仕上がります。人が大勢集まる時に出すと、とても喜ばれる一品です。
煮物に使う落し蓋はアルミホイルが便利!おいしい肉じゃがを作ろう
煮物に使う落し蓋は、アルミホイルを使えば手軽に代用できます。クシャクシャに丸めて穴をあけたアルミホイルの落し蓋で、おいしい煮物が簡単に仕上がるのでおすすめです。
肉じゃがや豚の角煮など、紹介したレシピを落し蓋を使ってぜひ試してみてください。ただし、アルミホイルの落し蓋は煮物の中に長時間入れておくと溶けだすため、調理後は素早く取り出しましょう。
[文・構成/grape編集部]