防寒対策はただ着るだけじゃNG? ライオンが教える4つの着こなしポイントとは
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※写真はイメージ
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- 出典
- Lidea
寒い時期には、外出時はもちろん、部屋着でも何枚も着こんで温かくしようと工夫しますよね。
しかし、「こんなに着ているのに寒い」「あったかいって評判の服だったんだけど…」と、たくさん着てもあまり効果を感じられないという人もいるでしょう。
もしかしたらそれは、「着こなし」に問題があるのかもしれません。ファッションを楽しみつつ、暖かい着こなしのコツを紹介します。
温活効果をアップさせる着こなしの4つのコツ
Lionリディアの公式サイトでは、「着ても寒い」といった悩みの解決に役立つ情報を発信しています。快適環境生理学を研究する神戸女子大学家政学部教授・平田耕造先生がリディアで語った「寒い冬に衣類を暖かく着こなすコツ」を取り入れてみませんか。
1.肌着は「吸湿発熱素材」を選ぶ
吸湿発熱素材の肌着は汗や無自覚で発散される水分を吸い、発熱させる性質があります。着用するだけで暖かさを感じられるでしょう。
最近ではさまざまなアパレルメーカーからこういった素材の肌着が販売されています。シルエットや色、価格などから、好みのものを選ぶといいでしょう。
2.重ね着を工夫して保温効果を上げる
身体の熱を衣類の中にとどめることは、保温に欠かせません。空気を多く含む衣類は保温効果が高くなるため、効率よく空気の層を作る以下のような重ね着がおすすめです。
また、風を通しにくいアウターを選んだり、衣類同士の隙間が大きくなりやすいオーバーサイズよりもジャストサイズの服を選んだりなど、コーディネートを考えながら効果的な重ね着をするとさらに効果がアップします。
3.襟元は閉じる
せっかく空気を温めても、襟元が開いているとそこから熱が逃げてしまいます。
平田先生がおすすめする対策なら、襟元が開かずに服から空気が逃げるのを防げます。襟元が開いたファッションでも小物使いでカバーできるでしょう。
なお、Lionリディアの実験によると、マフラーを着用していたほうが、着用しないよりも皮膚温の上昇効果が認められたそうです。
4.指先・足先を温める
手足が冷えると血液が流れにくくなるとともに、全身が温まりにくくなるそうです。手足の冷えは末端、つまり指先・足先から始まります。
手袋や靴下を着用することで冷えを防ぎやすくなりますので、積極的に取り入れてみましょう。
柔軟剤の選択も温活のキーだった!
身体を温める温活効果をさらにアップさせるのなら、柔軟剤選びにも気を使いましょう。リディアの実験によると、ふんわりと仕上がる柔軟剤は繊維の間に空気を抱き込ませる効果があるため、保温効果がアップしたのだそう。
特にフリース地やネル地のような起毛素材は、柔軟剤を使ってふんわりと厚みを出すと空気を取り込みやすくなり、保温効果が上がります。
寒い時期に身体をしっかり温めることは風邪を遠ざけ、万病を防ぐ効果も期待できます。快適で健康な生活を楽しむためにも、着こなしや洗濯でも温活を取り入れていきましょう。
[文・構成/grape編集部]