高速道路の路肩に黒いものが 近付いて確認すると…?「最高のストーリー」
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- 出典
- davidloop65
アメリカのカリフォルニア州で猫の保護施設『シエラ・パシフィック・ファーベイビーズ』を運営しているデイヴィッド・ループ(davidloop65)さん。
2023年のクリスマスにデイヴィッドさんが高速道路を走行していると、路肩にある黒いものが目に飛び込んできたそうです。
それが黒い犬だと分かった彼はすぐに停車して、犬が生きているかどうかを確認することにしました。
遠目に見ると、犬はピクリとも動きません。
しかしデイヴィッドさんが近付くと、犬は顔を上げて、痛みで苦しんでいるような声を上げたのです。
明らかに車にはねられた形跡があり、犬は大ケガをしていました。
彼は仲間を呼んで、犬を安全に車に乗せると、急いで救急動物病院へ。
犬は一命を取り留めたものの、頭部に外傷があり、脚は完全にマヒしていました。
デイヴィッドさんは、犬が再び歩けるようになるか、分からなかったといいます。
脚がマヒした犬にリハビリを続けた結果?
デイヴィッドさんの保護施設は猫専門ですが、彼は犬をシャイロくんと名付け、自らが世話をすることにしました。
彼はシャイロくんが脚の感覚を取り戻せるように、毎日懸命にリハビリを続けます。
すると数日後、ずっと無反応だったシャイロくんが初めてしっぽを振ったのです。
きっとシャイロくんは「この人はぼくを助けようとしてくれている」と分かったのでしょう。
その後、シャイロくんがどうなったのかはこちらをご覧ください。
徐々に体の感覚を取り戻したシャイロくんは再び歩けるようになりました。
そして、里親が決まり、今では元気に走り回っています!
デイヴィッドさんがTikTokに投稿したこの動画には、喜びの声が寄せられました。
・最高のストーリー!この犬は本当にラッキーだったね。
・この犬を見て悲しい涙を流していたけど、最後は嬉し涙に変わったよ!
・ありがとう。あなたは素晴らしく親切な人たちが存在することを証明してくれた。
なぜシャイロくんが高速道路にいたのかが不思議ですが、スピードを出して走行している車にはねられて命が助かったことは奇跡といえるでしょう。
また、多くの車が通り過ぎる中、手遅れになる前にデイヴィッドさんに助けてもらえたのも奇跡的です。
さらに、脚が完全にマヒした状態から走れるようになったのも、奇跡としかいいようがありません。
デイヴィッドさんの愛情と、シャイロくんの生きたいという強い気持ちが起こした、まさに奇跡の物語ですね。
[文・構成/grape編集部]