警察監修「ゲーム世界の怖さを描いた漫画」子どもに読ませたい
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出典:@Chilcomic

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
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「ゲーム世界の落とし穴」と題して、京都府警察が防犯意識の啓発のために漫画を公開しています。
「怖いんだよ」「ダメなんだよ」言葉で言っても子どもにはピンと来ないかもしれない、ネットで赤の他人とつながることの怖さ。それが漫画に分かりやすくまとめられています。
初めてゲーム機を持ったお子さん、また、スマホでゲームをするお子さんにはぜひ読んでもらいたい内容です。
京都府警察のサイトにはPDF形式で全6ページが公開されています。ここでは、作画を担当している漫画家のちるとさん(@Chilcomic)がTwitterで紹介なさっている4ページをご紹介します。
クリスマスプレゼントに、サンタさんから新しい携帯ゲーム機をもらったA美。ゲーム機に自分の名前、年齢、学校名を登録して友達と一緒に遊ぼうと思っていたのですが…。
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ラフ画の段階では、犯人の男性は少し怖い雰囲気のスキンヘッドの容姿だったそうです。でも現実は、いかにも悪そうな人、よりも、普通の人、が犯人であることも…。身近に悪意が潜んでいることがリアルに描かれています。
ネットの普及で、顔も知らない人とつながる機会が増えた現代。素敵な出会いももちろんたくさんありますが、害を与えてくる人物とつながる可能性もそれだけ増えています。
「世界中とつながれる」ことのメリットは大いに受けつつも、被害に遭わないために、大人がしっかりと子どもを導いてあげる必要があるのでしょう。