『水出し麦茶』は衛生面で問題ない? 不安への回答に「そっちが要注意なんだ!」
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麦茶は煮出さなくてもいい? 新しい作り方に「さっぱり仕上がる」「毎日やる」麦茶作りをもっとラクに。水出し派もお湯派も必見の時短テクや注意点を紹介。面倒を減らして毎日おいしく続けられる方法がここに!

「何これ」「ウソでしょ」 麦茶が入ったピッチャー、まさかの機能がすごすぎた!生活実用品メーカーの山崎実業株式会社(以下、山崎実業)が販売するアイテムの中で、ユニークな機能を持つ冷水筒を発見しました。 その名も、『倒して置けてそのまま注げる冷水筒 タワー 2.2L』です!
- 出典
- 東京都保健医療局
暑い時期に活躍する、麦茶の水出し用ティーバッグ。
専用のポットに水と一緒に入れて、冷蔵庫に仕舞っておくだけで、麦茶が完成します。
飲みたい時に冷蔵庫から取り出して、すぐ水分やミネラルを補給できるので、常備しておくと便利ですよね。
一方で、お湯で煮出していないため、ある不安を感じている人もいるようです。
水出し麦茶の衛生面が不安!
人々の健康を支える、東京都保健医療局は、食品の安全に関する質問と回答をウェブサイトで紹介しています。
その中の1つが、麦茶の水出し用ティーバッグについて。
お湯で煮出した麦茶と異なり、ティーバッグを熱湯で殺菌できないことを不安視してか、「衛生面で問題ないのでしょうか?」という質問がありました。
この質問に対し、同局は「水出しであっても煮出しであっても、細菌の増殖に大きな変化はありません」として、より注意すべき手と容器の衛生管理の重要さについて、次のように説明しています。
熱に強い食中毒菌などもいるため、麦茶を作る際は、手と容器をよく洗浄することが大切。
場合によっては、ティーバッグを素手で取り出さず、清潔なトングを使ったほうが、衛生的かもしれません。
また、どんなに衛生に気を遣って麦茶を作ったとしても、常温に放置したり、長期保存をしたりすれば、おのずと細菌は増えるもの。
水出し後は短期間で飲み切り、容器を洗浄してから再び麦茶を入れるサイクルで、安全を保つといいでしょう。
熱中症や食中毒などに気を付けながら、暑い時期を乗り越えたいですね。
[文・構成/grape編集部]