絶対にエサをあげないで! 理由に「怖すぎる」「子供に教えたい」
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- 取材協力
- 日本鳩対策センター株式会社
ハトは、公園をはじめ、街のいたるところにいる身近な鳥です。
エサを目当てに近付いてくることもあり、時には触れられるほど近くまで来ることがありますね。
しかし、「ハトには触れてはいけない」といわれています。これはなぜなのでしょうか。
鳥害対策を行う日本鳩対策センター株式会社(以下、日本鳩対策センター)に聞いてみました。
ダニやノミが潜んでいるハト
――ハトに気軽に触れないほうがいい理由は?
ダニやノミがハトの羽毛に潜んでいる可能性があるからです。
ハトの羽には、自然界に棲息している屋外ダニが潜んでいます。例えば、トリサシダニ、ワクモ、スズメサシダニなどです。
これらは、野鳥の羽毛を好んで寄生して吸血するダニで、ハトの羽毛にも棲息しています。
――人の血を吸うこともある?
普段は寄生した鳥の血を吸って生きていますが、人間から吸血することがあります。
そのため、野生のハトに近付くと、ハトに寄生していたダニに刺咬(しこう)され、血を吸われることがあるのです。
屋外ダニに刺咬、あるいは吸血されると、激しいかゆみや炎症を起こすことがあります。
――ハトが近付いてきたらどうすればいい?
近付いてきたハトに対してエサをやろうとするほか、脅かしたり、物を投げたりすることもよくない行為です。絶対にしないようにしましょう。
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――ほかにハトに対して注意することは?
もし、自宅のベランダなどにハトのフンが落ちているのを見かけたらすぐ掃除をすることです。
ハトのフンにはさまざまな病原菌が含まれています。対策を早めにすることが重要です。
野生のハトはダニやノミが寄生しており、触れることで人間に健康被害を及ぼす可能性があるのですね。
近くまで寄ってきても、「ハトがかわいいからといって触ったり、捕まえたりしないようにしてください」とのこと。
日本鳩対策センターからのアドバイス通り、ハトには触れないようにしましょう。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]