「世界で一番貧しい大統領」がやってきた! ムヒカさんはニッポンをどう見る?
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4月5日、「世界で一番貧しい大統領」として知られるウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が初来日を果たしました。
到着直後の空港で、記者からコメントを求められたムヒカ前大統領は、柔らかな表情で「(来日できたことを)人生に感謝します」と来日の喜びを表現しました。
伝説のスピーチ
2015年3月までの5年間、ウルグアイの大統領を務めていたムヒカ氏を一躍有名にしたのが、2012年に行われた国連主催の環境会議でのスピーチです。
「世界で最も正直で、最も誠実」とも称されるスピーチの中には、人々の心に響く数々の名言がありました。
この消費社会に対して、疑問を投げかけたスピーチは、日本でも大きな話題となり、『世界でいちばん貧しい大統領からきみへ』という絵本として出版され、多くの人に愛されています。
なぜ「一番貧しい」のか
ムヒカ前大統領が「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれたのは「世界で一番貧しい国の大統領」だからではありません。
大統領としての収入の大半を福祉団体に寄付し、一般的なウルグアイ人と同じような生活を送るムヒカ氏の人柄から、敬意を込めて「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれるようになったのです。
実際、grapeでも以前、取り上げましたが、ヒッチハイカーを愛車のビートルに乗せてあげるなど、大統領とは思えないフツーな暮らしぶりから、ウルグアイ国内でも高い人気を誇ったようです。
『ヒッチハイクで乗せてくれたのは「世界一貧しい大統領」その人柄が心に沁みる』
外語大で講演
今回のムヒカ前大統領の来日は、日本の出版社の招待によるもので滞在は8日間。4月7日(木)には東京外国語大学で講演を行うほか、京都や広島などを訪問する予定だそうです。
今回の来日で「ムヒカ前大統領がどのような発言をするのか」は日本のみならず、世界中から注目されています。