レシートを束で捨てるのは危険! その理由に「納得」「もうしません」
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- 出典
- curama.jp
財布の中がパンパンになってきた時や、毎月の支出を記録し終わった時、まとめてレシートを捨てる人は多いでしょう。
もしかすると、そのレシートが思わぬトラブルのもとになるかもしれません。
本当は怖い『レシートのまとめ捨て』と対応策を紹介します。
レシートの捨て方には注意が必要
電子化が進んでいる世の中ですが、まだまだ紙のレシートは消えません。家計簿をつけるために持ち帰ったり、領収書として保管したりする人も多いでしょう。
問題は捨て方です。300種類以上のサービスが頼める『くらしのマーケット』(curama.jp)の公式アカウントによると、レシートをまとめて捨てるのはNGなのだそう。
レシートには買い物をした内容だけではなく、店舗や購入時間も打刻されています。1枚1枚を見ただけでは特に気になることはないかもしれませんが、まとまった枚数なら話は別。個人情報を集めている人にとっては宝の山なのです。
例えば、レシートを見るだけで以下のように個人情報が明らかになってしまいます。
行動範囲が分かりやすい
一定の圏内にある店舗のレシートがまとめられていると、行動範囲が分かりやすくなってしまいます。
行動パターンが予測されやすい
「何曜日にこの店で○○を買う」といったルーチンで生活している人なら、レシートを見ただけで行動パターンが予測されるようになるでしょう。
帰宅時間が推測されやすい
帰宅時に買い物をする人は少なくありません。レシートに打刻された時間が同じ時間帯に集中していれば、「大体このあたりの時間に帰るのだな」と推測されやすくなります。
例えば空き巣犯がまとまったレシートのごみを手に入れたと考えましょう。「何時に帰宅するということはそれまでに空き巣に入ればいい!」と思うかもしれません。
もしストーカーが手に入れたら、「この時間、ここに行けば会える!」と考えることでしょう。
捨てる時にはひと手間かけて
レシートそのものに氏名や住所が書かれているわけではありませんが、利用の仕方によっては思わぬ個人情報が浮かび上がるのも確かです。
個人情報を守るためにも、レシートを捨てる時にはひと手間かけることをおすすめします。くらしのマーケットは以下の方法をおすすめしていました。
・1枚ずつばらばらに捨てるようにする
・枚数が多い場合はシュレッダーにかけてから捨てる
レシートを見ても詳細な情報を推測しにくい状態にしてから捨てることが、一番の対策になりそうですね。
つい気軽に捨ててしまいがちなレシートですが、これからは注意しながら扱いましょう。
[文・構成/grape編集部]