『切』を押したエアコン、動き続けるのはなぜ? 理由に「だからか」「すっきりした」
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※写真はイメージ
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- 出典
- 三菱電機
エアコンの停止ボタンを押したのに、なぜかその後も動いている…と戸惑った経験はありませんか。
「確かに押したはずなのに…」と、再度『切』ボタンを押してしまう人もいるでしょう。しかしこの現象は、エアコンの誤作動でも操作ミスでもなく、非常に重要な動作なのです。
エアコンメーカーでもある三菱電機公式サイトより、気になる理由を解説します。
エアコンが止まらない理由は2つ
三菱電機公式サイトによると、停止ボタンを押してもエアコンが止まらない理由は以下の2つです。
・内部クリーン運転
・フィルター自動おそうじメカ運転
どちらもエアコン内部を清潔に保つための人気機能です。エアコン稼働中にはお手入れできないため、停止ボタンを押した後に作動するようプログラムされています。
これらの機能は状況に応じて稼働するもので、毎回必ず行われるわけではないため、余計に戸惑ってしまう人も多いのでしょう。
なお内部クリーン運転の内容について、三菱電機公式サイトは以下のように解説しています。
乾燥には時間がかかる
冷房を使った後のエアコン内部は、結露で濡れた状態です。そのまま放置すると、カビの原因になるでしょう。内部を完全に乾かすためにはそれなりの時間がかかるため、「エアコンを切ってから数十分経ってもまだ動いている」という状況も、決して珍しくはありません。
操作ミスかどうか確認するための方法とは
エアコンの『切』ボタンを押した後、内部クリーン運転やフィルターお掃除運転に切り替わっていれば、それぞれの運転が終わった段階で自然に切れます。
一方で、『切』ボタンを押したつもりで押せていない操作ミスの場合、当然ですがエアコンが自動で切れることはありません。
就寝前やお出かけ前など、一体どちらなのかとヤキモキするケースもあるでしょう。
エアコンの機種によっても詳細は異なりますが、どの運転モードになっているのかは、リモコンのパネルや本体ランプにて確認できるようになっています。
内部クリーンやフィルター掃除になっていれば、リモコンの表記は『電源オフ』になっているでしょう。本体のランプも、『運転』部分の光が消えているはずです。それぞれの機種の詳細情報については、ぜひ取扱説明書にて確認してみてください。
エアコンのスイッチを切ったはずなのに、なかなか動作が止まらないと、不安を抱いてしまいがちです。もう一度『切』ボタンを押せばエアコンは止まりますが、内部を清潔に保つためには、そのまま作動させておきましょう。
特に夏場は、内部クリーン運転が必要な時期。エアコンの機能もうまく活用して、快適な住環境をキープしてくださいね。
[文・構成/grape編集部]