リンゴの皮のベタベタ、よく洗うべき? 卸売会社の回答「べたつきの原因は…」
公開: 更新:
洗濯機の蓋は開けておく?閉める? 企業の回答に「反省」「逆やってた」洗濯機のお手入れをしていますか。洗濯槽の裏側は見られませんが、しっかりとお手入れしていないとカビが繁殖してしまいます。カビを防ぐ方法を確認して、定期的に洗濯槽の掃除をしましょう。
洗濯は『お湯』がいいって本当? 事実に「マジか」「危ないところだった」洗濯槽のカビ対策にお湯を使いたい時はありませんか。お湯のほうが効果が高そうで…と思うかもしれませんが、実際の効果や適切な湯温について日本電機工業会が公式サイトで解説していました。ぜひ参考にしてみてください。
- 取材協力
- 弘果弘前中央青果株式会社
リンゴの表面が、不自然なほどにツヤツヤとしているのを見たことはありませんか。
ツヤがあるだけでなく、ベタ付きもあることが多く、「これって何か塗っているのでは…」と思った人もいるかもしれません。
「なぜリンゴの表面がツヤツヤしているのか」について、リンゴの名産地である、青森県弘前市で青果卸売を行う、弘果弘前中央青果株式会社(以下、弘果弘前中央青果)に聞きました。
リンゴのツヤツヤした成分の正体とは?
弘果弘前中央青果によると、このような理由からツヤツヤになるそうです。
リンゴの表面にツヤが出て、ベタ付くのは『油あがり』と呼ばれる現象です。
リンゴが熟す過程で表皮から分泌される脂肪酸が、リンゴの表面を覆っている、ろう物質というものを溶かすことで、表面がベタベタしたり、光沢が出るようになったりします。
では、『油あがり』のリンゴは食べても問題ないのでしょうか。弘果弘前中央青果に聞いたところ、このような回答がありました。
リンゴ由来の成分のため、食べていただいても問題はありません。ただし、ベタベタとした感触が苦手な人もいると思うので、その場合は皮を剥いて食べてください。
※写真はイメージ
『油あがり』は『ジョナゴールド』や『つがる』といった品種で起こることが多いそうです。
また、表皮から分泌される脂肪酸は、栄養価の高いリノール酸やオレイン酸なので、そのまま食べるほうがいいかもしれません。
リンゴのツヤツヤの正体は、天然由来の成分なので、食べても問題はありません。
「ワックスなどを塗っているのかも」と気にしていた人は、次からそのまま食べてみてはいかがでしょうか。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]