「あいつら射殺しろよ」ビートたけし、熊本地震 被災地の空き巣に激怒
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「たかが30cm」「津波しょぼい」に憤りの声 「絶対に侮っちゃいけない」日本各地で津波警報が発表された2025年7月30日。実際に到達した津波に対し「30cmの津波なんてしょぼい」などという声が上がって…?

津波のスピードは『ジェット機並みの速さ』になることも 警報が発表された時の行動は?2025年7月30日8時25分頃、ロシアのカムチャツカ半島付近で、マグニチュード8.7の地震が発生。その影響で、同日11時現在、北海道から本州、九州まで、太平洋側を中心に広い範囲で『津波注意報』および『津波警報』が発表されています。津波警報が発表されたら、すぐに避難を始めることが大切です。
熊本地震の被災地では、空き巣の被害が発生しています。避難し空き家となった住宅や、店舗からの窃盗による被害が4月24日までに18件報告されました。
これを受けて、ビートたけしさんがTV番組で厳しい言葉を発しました。
24日の「ビートたけしのTVタックル」にて、番組に出演中の東国原英夫氏と熊本地震の被害について語りました。その中で、被災地での空き巣に対し「あいつら射殺しろよ」「こういうときにそういう犯罪をするのは、特別に罰しないと」などと発言。
この発言に対しては、賛同するコメントが多く見られました。
とはいえ、「言葉がきつすぎる」との意見も。
堀江貴文氏は、「社会的影響力がある人がいうのは問題がある」とツイートしています。
正論ではあるけれども、表現の仕方には賛否があるかもしれません。ですが、辛口なコメントがキャラクター性でもあるビートたけしさんの発言だからこそ、人の心を打ったというのもまた事実です。
「ビートたけしさんだから、他のタレントが言いづらいことも言ってもらえた」「たけしさんの発言を真に受けて射殺しようとする人はいないでしょう」と肯定的にとらえている意見の方が多い印象です。
犯罪者を罰することも求められますが、一番望ましいのは犯罪を抑止できること。解決しづらい課題ではありますが、被災地では切実な問題です。
ただ、苦しい生活を強いられる被災者をさらに追い込むような犯罪はけして許すことはできません。厳罰化が正しいかの是非は別として、犯罪を見過ごさない強い姿勢をもつことは大切なのではないでしょうか。