洋服の手洗い、水を「最初に入れて」 理由に「納得」「そういうことか」
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※写真はイメージ
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洗濯機が使えないデリケートな服は、洗面器などを使って手洗いをしなくてはなりません。
洗濯機での洗濯は『衣類→水→洗剤』の順で進みますが、手洗い洗濯も同じような順番で進めてもよいのでしょうか。
宅配クリーニングサービス『coco-ara』(coco_ara_cleaning)のInstagramでは、手洗い洗濯の正しい順番を紹介しています。
大切な衣類を守るためにも、適切な洗い方を学んでおきましょう。
手洗いでは『衣類を最後に入れる』
自動洗濯機は、洗濯機のふたを閉めてからでないと水が出てこないことから、必然的に衣類を入れてから水を注入することになります。
その順番に慣れてしまうと、手洗い洗濯も同じように進めてしまいたくなりますが、手洗い洗濯では『水が最初で衣類は最後』です。
手洗い指定されるようなデリケートな服は、水からもダメージを受ける場合があるので、洗剤を水で薄めたマイルドな液体で洗うようにしましょう。
まずは、洗面器などの洗濯に使う容器に水を入れ、おしゃれ着用洗剤を加えてしっかりと混ぜます。洗剤がしっかりと混ざってから衣類を入れ、優しく洗い上げましょう。
ニットやセーター、シャツなどは、手のひらで押し付ける『押し洗い』がおすすめです。ブラウスやストールなどの薄くてしわになりやすい物は、衣類を寄せて広げる『アコーディオン洗い』が向いています。
スカーフや下着などの薄くて小さい物は、液の中で振るように洗う『振り洗い』で洗いましょう。
洗濯表示もチェックしよう
デリケートな素材の服は、洗濯機だけでなく手洗いもできない場合があります。洗濯し終わってから「しまった」とならないように、洗濯をする前に『洗濯表示』を確認するようにしましょう。
洗濯機が使える物には、おけに水が入ったイラストの表示が付いています。水の中に書いてある『40』や『60』などの数字は液温の限度のため、数字以上の温度がある水を使用しないように注意しましょう。
手洗いができる物には、水の入ったおけと手のイラストの表示が付いています。液温の限度は『40℃』のため、使用する温度に注意しましょう。
洗濯機と手洗い、両方ともできない物には、水の入ったおけの上に『×』が書かれたイラストの表示が付いています。家庭では洗濯できないため、クリーニング店で洗濯してもらいましょう。
『coco-ara』のInstagramでは、このほかにも洗濯にまつわるさまざまな情報を紹介しています。
正しい洗濯の仕方を学び、衣類をきれいに長く使いましょう。
[文・構成/grape編集部]