生卵とゆで卵 長持ちするのはどっち? 『日本養鶏協会』の回答に納得
公開: 更新:

※写真はイメージ
デジタル・コンテンツ・パブリッシング
株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング(dcp)は、幅広いコンテンツ制作を一貫して手がける編集プロダクション。
『マイナビウーマン』『くるまのニュース』など大手専門メディアでの執筆・編集協力実績を多数持っている。
ウェブメディア『grape』では、ライフハックやフードの疑問について、企業や専門家など「その道のプロ」に取材。トレンドを多角的に分析し、読者の「知りたい」に応えるコンテンツ制作を信条としている。

白だしが入った卵焼き 料理研究家が勧める味付けを試すと?「お店みたい…」「我が家の定番!」料理研究家の鈴木美鈴さんは、レシピサイト『Nadia』で、普段からよく作る卵焼きレシピを紹介。優しい味わいで、ふんわりと仕上がるといいます。冷めてもおいしく味わえるので、弁当のおかずにもぴったりです

冷凍しても美味しい カニカマ卵焼きの作り方 砂糖と片栗粉がポイントお弁当に入っていると、なんだかちょっぴり嬉しい食べ物…それが、卵焼き。 卵をかき混ぜ、フライパンで少し熱して巻くという、いたってシンプルな工程ですが、家庭によって味に個性が出るのが面白いですよね。 レシピサイト『Nadi...
- 取材協力
- 一般社団法人 日本養鶏協会






あなたは、生卵とゆで卵ではどちらが長持ちすると思うでしょうか。
食材の中には、長期保存を目的に一度火を通すものがあるので、ゆで卵のほうが長持ちするイメ―ジがあるかもしれません。
実際はどうなのか、一般社団法人日本養鶏協会(以下、日本養鶏協会)に聞いてみました。
生卵とゆで卵、長持ちするのは?
日本養鶏協会に聞いたところ、「生卵のほうが長持ちします」と回答がありました。
なぜ生のほうが長持ちするのでしょうか。
卵白には細菌の細胞壁を溶かす、卵白リゾチームという酵素が含まれています。この卵白リゾチームは、ある特定の細菌に対して殺菌効果があります。
しかし、一般的に酵素は加熱すると失活して酵素としての働きがなくなるため、加熱したゆで卵は、生卵に比べて長持ちしなくなるのです。
つまり、生卵が長持ちする理由は「加熱していないから腐りにくい」ではなく、「卵白リゾチームという天然の殺菌成分が生きて働いているから」といえるでしょう。ゆで卵にした瞬間、その防御機能が失われてしまうわけです。
ちなみに、日本養鶏協会によると「卵に含まれる卵白リゾチームは熱で変性した状態でも、これまでに効果が認められていない細菌などに効いたことが報告されている」とのこと。
医薬品などの新たなファインケミカルの分野に利用されているそうです。
※写真はイメージ
「ゆで卵は火を通しているから大丈夫」と思い込んでいた人は、できるだけ早く消費するようにしましょう。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]