重曹は掃除だけじゃもったいない! 活用法に「初耳」「今日やってみる」
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※写真はイメージ
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- 出典
- ケンエー
炭酸水素ナトリウム、いわゆる重曹といえば、エコ掃除に役立つアイテムとして人気です。
実は、台所用品の洗浄や身の回りの清掃以外に『調理』にも活用できることをご存じですか。
調理に役立てる方法を、重曹の製造販売元でもある健栄製薬株式会社(以下、ケンエー)の公式サイトから紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
野菜のあく抜きにも重曹を活用して
※写真はイメージ
ケンエーが公式サイト上で重曹の使い道として紹介しているのが、『野菜のあく抜き』です。アルカリ性の性質を持つ重曹の働きで、野菜が柔らかくなり、あくが抜けやすくなります。
あくとは、野菜がもともと持っているえぐみや苦み、渋みを指します。必ずしも身体に悪いものではないものの、独特な味わいを苦手に感じる人も多いでしょう。特に子供の場合、あくによるえぐみや苦みが原因で、野菜が苦手になってしまうケースも少なくありません。
例えばナスに含まれるあくの成分は、ポリフェノールの一種であり、気にならなければわざわざ抜く必要もないでしょう。一方で、薄く上品なだしの味わいを活かしたい場合は、重曹を使って手早くあく抜きするのがおすすめです。
また、ワラビやヨモギといった山菜のあく抜きにも活用可能です。これらのあく抜きには木灰を使う方法もありますが、重曹を使えばより手軽に作業できます。
重曹の種類に注意して
さまざまな用途で使える重曹は、用途に合わせていくつかの種類に分けられています。
例えば『掃除用』として販売されている重曹は、工業用とも呼ばれるもの。重曹の純度が低く、不純物が比較的多く含まれています。ふくらし粉として調理に使ったり、野菜のあく抜きに用いたりしないよう注意してください。
調理に使用できるのは、純度の高い食用の重曹です。掃除用の重曹よりも価格は高くなるものの、調理はもちろん掃除にも流用できます。用途に合わせて別々の重曹を用意する必要もないため、活用しやすくおすすめです。
ケンエーが販売している『重ソウ』(500g/税込429円)は、99%以上の炭酸水素ナトリウムを含有する食品添加物です。料理にも掃除にも便利に使えるので、ぜひ活用してみてください。
「一度にたくさん使うことはない」という人には、『3g×18包』(税込297円)タイプがおすすめです。
重曹を使って野菜のあく抜きをすれば、えぐみや苦みが気になる野菜も、よりおいしく味わえるはず。方法さえ知っていれば非常に簡単に行えるので、ぜひ試してみてください。重曹のパワーを、日常生活に役立ててみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]