カシミヤは『毛玉取り器』を使える?ダメ? 正解に「気を付けます」「やりがち」
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- 出典
- レコルト
着古した衣類や洗濯回数の多い衣類は、毛玉ができてしまいがちです。特に冬場に重宝する厚手の衣類にできやすく、毛玉取りが欠かせないという人もいるでしょう。
実は、毛玉取りに使用できない素材があることをご存じですか。
知らずに使い、お気に入りの衣類が台無しになっては大変です。毛玉取りNGの素材をあらためて確認しておきましょう。
毛玉取り器の使用は素材を確認してから
多くの生活家電を取り扱っている企業・récolte(以下、レコルト)が、公式サイトで『毛玉取り器を使用できない衣類』について解説していました。
今まであまり気にせず使用していた人は、これからは生地を確認したほうがよいでしょう。気になる衣類は目立たない場所で毛玉取り器を動かし、様子を見てみましょう。
このほかの生地であっても、確実に大丈夫というわけではありません。以下のような場所では注意が必要です。
・生地の接合部
・刺繍部分
・生地が薄い、弱い部分
・ファスナーやボタンのような突起物の周り
このような部分で毛玉取り器を使うと、生地を傷めてしまう恐れがあるそうです。実際に傷めてからでは元も子もないため、目立たない部分で試してみたり、ほかの方法で毛玉を取ったりなど工夫してみましょう。
なお、高価で貴重な衣類や繊細な縫製が施された衣類などへの使用も、生地を傷めてしまう場合があるため注意が必要です。
「傷めてしまうか不安」「これは絶対傷めたくない」という衣類は、セルフで毛玉取りをするよりもクリーニング業者へ任せたほうがいいかもしれませんね。
毛玉ができやすい素材・できにくい素材
※写真はイメージ
毛玉取りが苦手な人や作業する時間が取りにくいという人は、毛玉ができにくい衣類を選ぶのもおすすめです。
【毛玉ができやすい】
・アクリル
・ポリエステル
・化学素材の割合が多い混紡素材
【毛玉ができにくい】
・100%の綿
・シルク
・麻 など
化学繊維よりも天然素材のほうが毛玉ができにくいといえます。
なおウールやカシミヤは、天然素材の中でも特に毛玉ができやすいイメージがありますが、繊維が切れやすいため毛玉になっても落としやすいそうです。
衣類の毛玉は見た目や着心地に関わるため、どうしても気になるものです。毛玉取り器が使える素材と使えない素材を把握して、上手に活用していきましょう。
[文・構成/grape編集部]