フロントガラスの霜、どう取るのが正解? ディーラーの解説に「助かる」「気を付けます」
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- 出典
- トヨタカローラ千葉
雪が降らない地域であっても、気温が4℃を下回るとフロントガラスが霜で凍ってしまいます。
霜が付いたままでは運転できないので出発前に取らなくてはなりませんが、忙しい朝は霜取りに時間をかけてはいられません。
「氷を溶かすならお湯をかければいい」と思う人もいるでしょう。しかし、場合によっては運転どころではなくなる可能性があります。
安心して出発できるように、『トヨタカローラ千葉』のウェブサイトで紹介している『フロントガラスに付いた霜の正しい取り方』をチェックしておきましょう。
『熱湯』をかけてはいけない
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霜を取るためにお湯をかけること自体は問題ありませんが、熱湯は霜取りに適していません。
『トヨタカローラ千葉』では、熱湯を使ってはいけない理由を次のように解説しています。
凍ったフロントガラスに熱湯をかけると、お湯をかけた部分にひびが入り、徐々にガラス全体へ広がります。
車のフロントガラスは3重構造になっているので、よほどの割れ方でない限り窓ガラスのようには飛び散りません。
しかし、ひびが入ったものの「前が見えるから」とそのまま走行すると整備不良と見なされ、道路交通法違反になってしまいます。
もしひびが入らなかったとしても、溶けた氷がまた凍ってしまうこともあります。
それを溶かすためにお湯をかけてまた凍るようでは時間の無駄になるので、寒冷地の場合は『お湯を使う行為』そのものを避けたほうがいいでしょう。
正しい霜の取り方
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フロントガラスに付いた霜の代表的な取り方は、『デフロスター』『アイススクレーパー』『氷解スプレー』の3つです。
『アイススクレーパー』と『氷解スプレー』は、カー用品店やホームセンターで購入する必要があるので、手軽さを求める人は車に装備されている『デフロスター』を使いましょう。
『デフロスター』は、暖かい空気をフロントガラスの内側に送ることで、フロントガラスの曇りを除去する機能です。
エアコンスイッチの周辺にある『扇形と3本の波矢印』が書かれたボタンで、オン・オフを切り替えます。
デフロスターボタンの近くにある『長方形と3本の波矢印』が書かれたボタンは『デフォッガー』といい、こちらはリアガラスの曇りを除去する機能です。
デフォッガーは電熱線を温めて曇りを除去するので、デフロスターとは違い風が出ません。
なお、デフロスターとデフォッガーともに、霜を完全に取り切るまでに時間がかかります。
フロントガラスに霜が降りるほど気温が低い日は、いつもより早めに出発準備を始めるようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]