ドラム式洗濯機、使用後は水栓を閉じる?閉じない? 企業の回答によると… By - COLLY 公開:2024-12-14 更新:2024-12-14 洗濯機 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 縦型洗濯機からドラム式洗濯機へと買い替えた時には、使用方法が変わって戸惑うことも少なくありません。 洗濯トラブルを防ぐためにも、ドラム式洗濯機ならではのルールを確認しておきましょう。 家電メーカーとして知られるPanasonic(以下、パナソニック)の公式サイトから、知っておきたいポイントを解説します。 洗濯中以外の水栓は『閉じる』が正解 洗濯機の水は、洗濯が終われば自動でストップします。わざわざ水栓を操作しなくても問題はないため、「常に開けっ放しにしている」という人も多いのではないでしょうか。 ドラム式洗濯機の場合、どうするのが正解なのか、パナソニックは公式サイトで以下のように伝えています。 運転終了後は水栓を閉める 洗濯や乾燥の終了後は、水栓を閉めてください。 何かの拍子で水栓から給水ホースが外れてしまった場合に、開けたままにしておくと床などが水浸しになる可能性があります。 パナソニック ーより引用 洗濯が終われば、洗濯機に供給される水は自動でストップします。しかしこれは、水が元から止まっているわけではありません。給水ホースの中は水で満たされており、洗濯機との境目部分で止められている状況です。 例えば、地震発生時に洗濯機が大きく動けば、給水ホースが外れてしまうこともあるでしょう。水栓が開けっぱなしの状態では、そのまま流れ続けます。周囲は水浸しになり、水道代は高騰。マンションやアパートでは、階下の部屋にまで水漏れする恐れもあるでしょう。 また、洗濯機の型に関わらず、水栓を開けっぱなしにしていると、ホースや継ぎ目部分には常に負荷がかかった状態になります。劣化が早まり、故障や水漏れの原因になる可能性もあるため、『毎回閉じて洗濯中のみ開ける』を習慣化してください。 スマホを使い遠隔操作で洗濯をスタートできる機種も人気ですが、水栓を開けっぱなしにすることにはやはりリスクが伴います。帰宅後、洗濯が終了しているのを確認し、水栓を閉じるのがおすすめです。 ドアの取り扱いにも要注意 ※写真はイメージ ドラム式洗濯機の使い方でもう1点注意したいのが、ドアの扱いについてです。 縦型洗濯機の場合、洗濯後はできるだけふたを開けておくよう推奨されています。これは、洗濯槽の内側に湿気がこもるのを防ぎ、カビを予防するための措置。「洗濯中にだけふたを閉じる」というスタイルが定着している人も多いでしょう。 しかしドラム式洗濯機の場合、洗濯を終えたら、できるだけドアは閉じておくのが正解です。 縦型洗濯機が『上』に開くのに対して、ドラム式では『前』にドアが開きます。移動中にぶつかったり、中に子供やペットが入り込んでしまったりと、事故のリスクがあるためです。 なお、洗濯槽のお手入れについては、洗浄用の専用モードを使用しましょう。塩素系漂白剤を使い定期的にお手入れすると、より清潔な状態をキープできます。 ドラム式洗濯機の使い方は、縦型と同じところもあれば、違う部分も少なくありません。水回りのトラブルリスクを低下させ、快適に使用し続けるためにも、正しい使用方法についてあらためて確認してみてください。 ドラム式の場合、洗濯終了後は水栓もドアも『閉じる』が正解です。新たな習慣として、身につけておきましょう。 [文・構成/grape編集部] クリアファイルに付箋を入れて… できたものに「一石二鳥ですね!」付箋の意外な活用法を3つ、紹介していました。 着なくなった服を、母親に渡すと… 「オシャレすぎん?」「こうなりたい」『はる。』さんが、次女の服を譲り受けたとXにコメントし、コーディネートを投稿。鮮やかな着こなしが話題になりました。 出典 パナソニック Share Post LINE はてな コメント
縦型洗濯機からドラム式洗濯機へと買い替えた時には、使用方法が変わって戸惑うことも少なくありません。
洗濯トラブルを防ぐためにも、ドラム式洗濯機ならではのルールを確認しておきましょう。
家電メーカーとして知られるPanasonic(以下、パナソニック)の公式サイトから、知っておきたいポイントを解説します。
洗濯中以外の水栓は『閉じる』が正解
洗濯機の水は、洗濯が終われば自動でストップします。わざわざ水栓を操作しなくても問題はないため、「常に開けっ放しにしている」という人も多いのではないでしょうか。
ドラム式洗濯機の場合、どうするのが正解なのか、パナソニックは公式サイトで以下のように伝えています。
洗濯が終われば、洗濯機に供給される水は自動でストップします。しかしこれは、水が元から止まっているわけではありません。給水ホースの中は水で満たされており、洗濯機との境目部分で止められている状況です。
例えば、地震発生時に洗濯機が大きく動けば、給水ホースが外れてしまうこともあるでしょう。水栓が開けっぱなしの状態では、そのまま流れ続けます。周囲は水浸しになり、水道代は高騰。マンションやアパートでは、階下の部屋にまで水漏れする恐れもあるでしょう。
また、洗濯機の型に関わらず、水栓を開けっぱなしにしていると、ホースや継ぎ目部分には常に負荷がかかった状態になります。劣化が早まり、故障や水漏れの原因になる可能性もあるため、『毎回閉じて洗濯中のみ開ける』を習慣化してください。
スマホを使い遠隔操作で洗濯をスタートできる機種も人気ですが、水栓を開けっぱなしにすることにはやはりリスクが伴います。帰宅後、洗濯が終了しているのを確認し、水栓を閉じるのがおすすめです。
ドアの取り扱いにも要注意
※写真はイメージ
ドラム式洗濯機の使い方でもう1点注意したいのが、ドアの扱いについてです。
縦型洗濯機の場合、洗濯後はできるだけふたを開けておくよう推奨されています。これは、洗濯槽の内側に湿気がこもるのを防ぎ、カビを予防するための措置。「洗濯中にだけふたを閉じる」というスタイルが定着している人も多いでしょう。
しかしドラム式洗濯機の場合、洗濯を終えたら、できるだけドアは閉じておくのが正解です。
縦型洗濯機が『上』に開くのに対して、ドラム式では『前』にドアが開きます。移動中にぶつかったり、中に子供やペットが入り込んでしまったりと、事故のリスクがあるためです。
なお、洗濯槽のお手入れについては、洗浄用の専用モードを使用しましょう。塩素系漂白剤を使い定期的にお手入れすると、より清潔な状態をキープできます。
ドラム式洗濯機の使い方は、縦型と同じところもあれば、違う部分も少なくありません。水回りのトラブルリスクを低下させ、快適に使用し続けるためにも、正しい使用方法についてあらためて確認してみてください。
ドラム式の場合、洗濯終了後は水栓もドアも『閉じる』が正解です。新たな習慣として、身につけておきましょう。
[文・構成/grape編集部]