ドラム式洗濯機、使用後は水栓を閉じる?閉じない? 企業の回答によると…
公開: 更新:

※写真はイメージ

ポケットティッシュはそのままカバンに入れないで! 持ち運び方に「正解コレ」ポケットティッシュがカバンの中で潰れてボロボロになっていたという経験は誰しもがあるのではないでしょうか。ポケットティッシュをグシャグシャにならずに持ち歩ける裏技を紹介します。

ペットボトルの底に磁石を入れて? 3時間後の結果に「次からコレ!」洗ったペットボトルを乾かす時、中だけがなかなか乾かず困ったことはありませんか。この悩みは、身近な『ある物』を使うとすっきり解決できます。牛乳パックを乾かす時にも使えるアイディアなので、ぜひチェックしてください。
- 出典
- パナソニック
縦型洗濯機からドラム式洗濯機へと買い替えた時には、使用方法が変わって戸惑うことも少なくありません。
洗濯トラブルを防ぐためにも、ドラム式洗濯機ならではのルールを確認しておきましょう。
家電メーカーとして知られるPanasonic(以下、パナソニック)の公式サイトから、知っておきたいポイントを解説します。
洗濯中以外の水栓は『閉じる』が正解
洗濯機の水は、洗濯が終われば自動でストップします。わざわざ水栓を操作しなくても問題はないため、「常に開けっ放しにしている」という人も多いのではないでしょうか。
ドラム式洗濯機の場合、どうするのが正解なのか、パナソニックは公式サイトで以下のように伝えています。
洗濯が終われば、洗濯機に供給される水は自動でストップします。しかしこれは、水が元から止まっているわけではありません。給水ホースの中は水で満たされており、洗濯機との境目部分で止められている状況です。
例えば、地震発生時に洗濯機が大きく動けば、給水ホースが外れてしまうこともあるでしょう。水栓が開けっぱなしの状態では、そのまま流れ続けます。周囲は水浸しになり、水道代は高騰。マンションやアパートでは、階下の部屋にまで水漏れする恐れもあるでしょう。
また、洗濯機の型に関わらず、水栓を開けっぱなしにしていると、ホースや継ぎ目部分には常に負荷がかかった状態になります。劣化が早まり、故障や水漏れの原因になる可能性もあるため、『毎回閉じて洗濯中のみ開ける』を習慣化してください。
スマホを使い遠隔操作で洗濯をスタートできる機種も人気ですが、水栓を開けっぱなしにすることにはやはりリスクが伴います。帰宅後、洗濯が終了しているのを確認し、水栓を閉じるのがおすすめです。
ドアの取り扱いにも要注意
※写真はイメージ
ドラム式洗濯機の使い方でもう1点注意したいのが、ドアの扱いについてです。
縦型洗濯機の場合、洗濯後はできるだけふたを開けておくよう推奨されています。これは、洗濯槽の内側に湿気がこもるのを防ぎ、カビを予防するための措置。「洗濯中にだけふたを閉じる」というスタイルが定着している人も多いでしょう。
しかしドラム式洗濯機の場合、洗濯を終えたら、できるだけドアは閉じておくのが正解です。
縦型洗濯機が『上』に開くのに対して、ドラム式では『前』にドアが開きます。移動中にぶつかったり、中に子供やペットが入り込んでしまったりと、事故のリスクがあるためです。
なお、洗濯槽のお手入れについては、洗浄用の専用モードを使用しましょう。塩素系漂白剤を使い定期的にお手入れすると、より清潔な状態をキープできます。
ドラム式洗濯機の使い方は、縦型と同じところもあれば、違う部分も少なくありません。水回りのトラブルリスクを低下させ、快適に使用し続けるためにも、正しい使用方法についてあらためて確認してみてください。
ドラム式の場合、洗濯終了後は水栓もドアも『閉じる』が正解です。新たな習慣として、身につけておきましょう。
[文・構成/grape編集部]