味噌の表面が白っぽい! 食べても大丈夫? メーカーの回答に「初めて聞く」「そうだったのか」
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※写真はイメージ
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- 出典
- マルコメ
味噌を使おうとパックを開けたら、表面に水のようなものがたまっていて驚いた経験はありませんか。
「もしかして腐ってしまったのでは…」と不安になる人も多いでしょう。
まだまだ味噌がたっぷり残っていると、処分するのももったいないと感じがちです。
水のようなものの正体と、そのまま食べても問題はないのか、老舗味噌メーカーであるマルコメ株式会社(以下、マルコメ)の公式サイトから解説します。
水分の正体は『たまり』
発酵食品である味噌は、正しく保存していれば、長期間そのおいしさをキープできる調味料です。表面に水が出ていれば、「何か失敗してしまったのか…」と不安を感じてしまうでしょう。
この『水のようなもの』の正体と味噌の品質について、マルコメは公式サイトで以下のように説明しています。
味噌から、まるで水分のような『たまり』が出るのは、微生物による分解が進んだためです。味噌製造の過程でもごく一般的に生じるエキスであり、専用調味料として販売されるケースもあります。
マルコメが公式サイトで伝えてくれているとおり、パックの中で味噌と混ぜ合わせれば、ごく自然になじむでしょう。
量が多かったり、混ぜるのに抵抗を感じたりする場合には、清潔なスプーンでたまりを取り除き、醤油代わりの調味料として使用するのもおすすめです。
味噌の歴史をたどってみよう
※写真はイメージ
味噌は大豆を使った発酵食品の1つで、栄養豊富なことでも知られています。私たち日本人にとっては、毎日のお味噌汁に味噌漬け、味噌和えなど、日々の食卓に欠かせない調味料といえるでしょう。
味噌の起源は、中国から伝来した『醤』だといわれていますが、いつ頃に、どのような流れで取り入れられたのかについてはよく分かっていません。
平安時代の文献にも『味噌』という文字は残されているものの、当時は地位の高い人のみが口にできるぜいたく品であったようです。
その後、鎌倉時代に入ると味噌汁が飲まれるようになり、室町時代に入るとさらにさまざまな料理へと発展しました。江戸時代には庶民の生活にもすっかりとなじみ、その流れが現代にまで受け継がれています。
味噌を口にするたび、その歴史の長さに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
味噌の表面に水のようなものがたまっていると慌ててしまいがちですが、品質面に問題はありません。しっかり混ぜてそのまま使えるので、無駄なく最後まで、おいしく食べ切ってくださいね。
[文・構成/grape編集部]