寒い時期は浴槽にお湯を残して! 理由に「驚き」「そんなメリットが…」 By - COLLY 公開:2025-02-02 更新:2025-02-02 家電 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 冬の給湯器トラブルで多いのが、『凍結』。 お湯が出なくなるのはもちろん、給湯器本体が故障してしまう可能性もあります。特に凍結トラブルが発生しやすいのは、夜から朝にかけての時間帯です。 凍結させないためには、さまざまな工夫を取り入れるのがおすすめですよ。 今日からすぐに実践できる簡単凍結予防法を、給湯器メーカーの株式会社ノーリツ(以下、ノーリツ)のウェブサイトより紹介します。 お風呂のお湯は『残す』のがおすすめ ※写真はイメージ ノーリツが冬の凍結予防対策としておすすめしているのは、お風呂から上がった後『浴槽の水を残しておく』方法です。 冬季、特に冷え込んだときに追いだき機能付の給湯機器の場合、 給湯機器本体と追いだき配管の凍結を予防するために、機器に内蔵している循環ポンプが作動します。 そのとき浴槽が空の場合に音が出る場合があります。 浴槽の循環アダプターから約5cm以上、水またはお湯を残しておくと作動音が小さくなります。 ノーリツ ーより引用 追いだき機能とは、お風呂のお湯を循環させて温めてくれるもの。その仕組みは、凍結予防にも役立てられています。 外気温が下がった時には、お湯を循環させるためのポンプが自動で運転します。 動いている水は静止状態よりも凍結しにくいため、追いだき配管内のトラブルを予防できますよ。 自動ポンプ運転をするのに、特別な設定は必要ありません。ただし残り湯が十分にないと作動しないので、冬場はあえて残しておくのがおすすめです。 特に寒い日はほかの対策方法も組み合わせて 給湯器が自動で凍結予防対策をしてくれるのは、非常に便利ですよね。 しかし、気象条件や給湯器の設置環境によっては、自動ポンプ運転だけで十分な対策ができない可能性もあります。 外気温が著しく低下する日や冷たい風が吹いている日は、以下の方法も組み合わせましょう。 ・給湯器リモコンの電源をオフにしたうえで、お湯用蛇口から少量の水を流し続ける。 ・水抜き作業を行う。 お湯用蛇口から水を流し続ける場合、自宅内のどこでもかまわないので、1か所選択してください。 浴槽に栓をして水をためておけば、入浴のタイミングでお湯張りに使用できるので、無駄になりません。 水抜き作業は、給湯器内の水を空っぽにするための作業です。どれだけ気温が下がっても、内部に水がなければ凍結しません。 水抜き作業に慣れていない場合は、給湯器の取扱説明書を確認し、正しい方法で実践してください。 水道管の凍結には注意していても、「給湯器は特に意識していなかった…」という人も多いのではないでしょうか。 いざという時のため、予防対策について知っておくと安心できるでしょう。 [文・構成/grape編集部] 日差しにさらされた室外機 ダイキンが教える日除け方法に「なるほど!」「そうなんだ」調メーカーであるダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)に、室外機の『理想的な環境』について話を聞きました! キウイの皮を剥くなら真似して! 母の『裏ワザ』に「こうすればよかったんだ」母が教える『フルーツの裏ワザ』が夏にぴったりと話題です! 出典 ノーリツ Share Post LINE はてな コメント
冬の給湯器トラブルで多いのが、『凍結』。
お湯が出なくなるのはもちろん、給湯器本体が故障してしまう可能性もあります。特に凍結トラブルが発生しやすいのは、夜から朝にかけての時間帯です。
凍結させないためには、さまざまな工夫を取り入れるのがおすすめですよ。
今日からすぐに実践できる簡単凍結予防法を、給湯器メーカーの株式会社ノーリツ(以下、ノーリツ)のウェブサイトより紹介します。
お風呂のお湯は『残す』のがおすすめ
※写真はイメージ
ノーリツが冬の凍結予防対策としておすすめしているのは、お風呂から上がった後『浴槽の水を残しておく』方法です。
追いだき機能とは、お風呂のお湯を循環させて温めてくれるもの。その仕組みは、凍結予防にも役立てられています。
外気温が下がった時には、お湯を循環させるためのポンプが自動で運転します。
動いている水は静止状態よりも凍結しにくいため、追いだき配管内のトラブルを予防できますよ。
自動ポンプ運転をするのに、特別な設定は必要ありません。ただし残り湯が十分にないと作動しないので、冬場はあえて残しておくのがおすすめです。
特に寒い日はほかの対策方法も組み合わせて
給湯器が自動で凍結予防対策をしてくれるのは、非常に便利ですよね。
しかし、気象条件や給湯器の設置環境によっては、自動ポンプ運転だけで十分な対策ができない可能性もあります。
外気温が著しく低下する日や冷たい風が吹いている日は、以下の方法も組み合わせましょう。
・給湯器リモコンの電源をオフにしたうえで、お湯用蛇口から少量の水を流し続ける。
・水抜き作業を行う。
お湯用蛇口から水を流し続ける場合、自宅内のどこでもかまわないので、1か所選択してください。
浴槽に栓をして水をためておけば、入浴のタイミングでお湯張りに使用できるので、無駄になりません。
水抜き作業は、給湯器内の水を空っぽにするための作業です。どれだけ気温が下がっても、内部に水がなければ凍結しません。
水抜き作業に慣れていない場合は、給湯器の取扱説明書を確認し、正しい方法で実践してください。
水道管の凍結には注意していても、「給湯器は特に意識していなかった…」という人も多いのではないでしょうか。
いざという時のため、予防対策について知っておくと安心できるでしょう。
[文・構成/grape編集部]