「洗濯物の汚れが落ちていないような…」 原因と対処法に「なるほど」「納得」
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寒くなると洗濯物の汚れ落ちが悪くなるような気がしませんか。
実際、冬場は暖かい季節よりも汚れが落ちにくくなるといわれています。
株式会社E・T・Iが運営する、泥スッキリ本舗のInstagramアカウント(sukkiri_sentaku_kaji)から、その理由を見ていきましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
冬に洗濯物の汚れが落ちにくい理由
※写真はイメージ
泥スッキリ本舗によると、冬の洗濯物の汚れ落ちが悪いのは『水の冷たさ』が深く関係しているとのこと。詳しい理由は以下の通りです。
1.粉末洗剤が溶けにくい
水温が10℃以下になると、粉末洗剤がしっかり溶けません。規定量を入れていても、汚れが落ちないと感じるでしょう。
汚れが落ちにくくなるだけではなく、服に付いた溶け残りが汚れに見えたり、肌荒れを招いたりすることもあります。
2.洗浄効果が発揮できない
洗剤の洗浄効果を十分に発揮できるのは、15~30℃の常温の水とされています。
しかし、水温がこれを下回ると汚れが落ちにくくなり、洗浄力が不十分だと感じることも。
酵素配合の洗剤の場合、酵素がもっともよく働くのは約37℃とされているため、水温が低すぎると酵素が力を十分に発揮できません。
3.皮脂汚れが落ちにくい
皮脂汚れは温度が低いと固まりやすく、汚れが落ちにくくなってしまいます。
寒い季節のおすすめ洗濯方法
※写真はイメージ
水温が低い冬でも、ひと工夫すれば汚れ落ちの悪さを解消できます。
泥スッキリ本舗がおすすめする以下の対処法で、冬の洗濯を乗り切りましょう。
1.粉末洗剤は溶け残りを出さない
粉末洗剤を使っている場合、溶け残りを防ぐようにしましょう。
洗濯機に投入する前に、計量カップのような容器で粉末洗剤とぬるま湯をかき混ぜて溶かしておきます。
一度水に溶ければ、洗濯機の中で冷たい水と混ざっても洗剤の効果を発揮できるため、問題なく洗い上げられます。
2.水温を上げる
洗濯機によっては、水温をコントロールする機能が搭載されています。洗濯開始前に設定し、適温にしておきましょう。
お湯取り機能が搭載されているなら、風呂水ポンプでお風呂の残り湯を洗濯機に入れるのもおすすめです。
ただし、お湯取り機能で残り湯を使う場合には、雑菌対策として『入浴後すぐのお湯を使う』『水道水ですすぐ』の2点を意識しましょう。
3.つけ置き洗いを活用
お湯を入れられない洗濯機を使用している場合は、つけ置き洗いを取り入れてみましょう。
40℃ほどの洗剤液に10分つけ置きしてから、洗濯機で通常の洗濯をするだけでも十分な汚れ落ちが期待できます。
冬の洗濯は汚れ落ちが気になりますが、対策を知っていればしっかりきれいに洗えます。
泥スッキリ本舗の解説を参考にして、冬の洗濯もスッキリこなしていきましょう。
[文・構成/grape編集部]