柔軟剤を入れすぎると? デメリットに「だからか」「もうやらない」
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洗濯物をふんわり仕上げるために柔軟剤を使う人は多いでしょう。しかし、「使っているのになぜかゴワゴワしてしまう…」と感じた経験はありませんか。
柔軟剤をきちんと入れているにもかかわらず、ふんわり仕上がらないのはなぜなのでしょうか。
ネット型サービスで人気の『宅配クリーニングのcoco-ara(ココアラ)』(coco_ara_cleaning)公式Instagram投稿より解説します。
ふわふわにならないのは『柔軟剤が足りないから』ではない!
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
柔軟剤を使っても理想の仕上がりにならない理由として、ココアラ公式Instagramは、「柔軟剤の入れすぎ」の可能性を指摘しています。衣類のゴワゴワ感やペッタリ感が気になる場合は、特にその可能性が高いとのことです。
ココアラ公式Instagramによると、柔軟剤は、繊維の表面をコーティングする作用を持ちます。大量に投入すれば、必要以上に繊維が覆われてしまうでしょう。これが、ゴワゴワ感やペッタリ感の原因です。
柔軟剤を使ってもうまくふんわり感を出せない場合、「足りなかったのだろう」と判断する人も多いのではないでしょうか。つい投入量を増やしがちですが、実際には逆効果になってしまいます。
ゴワゴワ感が気になった時には、あらためて洗濯物の量ごとの正しい柔軟剤の量を確認してみましょう。
柔軟剤の入れすぎが引き起こす4つのデメリット
柔軟剤を使いすぎることで生じるデメリットは、手触りの変化だけではありません。ココアラ公式Instagramでは、以下の4点を挙げています。
・吸水性が低下する
・強すぎる匂いが自身や周囲に健康被害をもたらす
・黒ずみの原因になる
・かゆみや肌荒れの原因になる
柔軟剤で繊維の1本1本までしっかりとコーティングされると、肌触りがよくなる一方で吸水性は低下。柔軟剤が適量であれば問題はありませんが、タオルや肌着などに使いすぎると、かえって使用感が悪くなります。
香りの好みは人それぞれで異なるもの。大量の柔軟剤で強い匂いを発すれば、『香害』になる恐れもあるでしょう。自分自身が健康面で影響を受ける可能性もあります。
一度の洗濯では落とせなかった汚れごと柔軟剤でコーティングされてしまえば、次回のお手入れはさらに難しくなるでしょう。黒ずみとして残ってしまえば、本末転倒です。
また柔軟剤に含まれる界面活性剤の中には、肌に負担をかけるものも存在しています。繊維内にその成分が大量に残れば、アレルギーや皮膚炎、ニキビといったトラブルの原因にもなりかねません。敏感肌の人や、まだ皮膚が薄い子供たちは、特に注意が必要です。
柔軟剤は適量で使えば、香りや質感も好ましいものに仕上がりますが、入れすぎによって発生する悪影響も決して少なくありません。
「毎回適当に入れている」という場合、自分でも気付かないうちに入れすぎてしまっている可能性が。どのくらいが適量なのか、一度しっかりと確かめてみるのもおすすめですよ。
[文・構成/grape編集部]